とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

過去の病歴から ②

週末に申し訳ありませんがヘビーな内容が含まれています。

私がランニングを始めた理由であり、人生や考え方をがらっと変えた出来事なので

やはり飛ばす訳にはいきません。

                  

その言葉は2010年春に突然やってきました。

「生憎ですが、ガンが見つかりました。すぐに手術が必要です。」

2009年の眼の一件があるまでは、健康すぎる程健康で医者知らずだった私ですが

その頃から身体の中の何かが崩れたようです。

例年通りの乳ガン検診後、生針検査を受けた後の検査結果を聞きに行った時のことでした。

これまでも同じように検査を受けていつも良性だったので、今回も同じだろうと、

結果には何の不安もなかったのです。

フランスでは、まずは家族に...云々などの気遣いはなく、本人に直接はっきりと病状を伝えます。

何の問題もないと思っていたので告知のとき私は1人でした。

医者も方も心得ているらしく、告知後は患者に全く考える時間を与えません。

「若いのでできるだけ早く手術をしましょう」

「手術は〇日を予定しています。」(え? すぐなんですけど)

「それまでに麻酔医にあって、〇〇と〇〇と〇〇の検査をして、〇〇病院に入院の手続きをしておいてください。これらが関係書類です。」(どーん)

こちらは医療分業化が徹底されているので、自分でそれぞれの医療機関に連絡して予約や手続きを取らないと話は進みません。

ガーンとハンマーでたたかれたような頭の状態に、このやらなければならない数々のことを記憶するのが大変でした。忘れないように頭の中で繰り返しながら病院をでて主人に電話したのですがタイミング悪く留守電。(あーあ 肝心な時にこれだよ全く! 笑)

最初は短いと思った手術までの期間、その後随分長く感じたのを思い出しました。

 

幸いにも手術とその後の治療が上手くいき、本当にありがたくも私は今ここにいる訳ですがこの時は今までの人生の中の最大のピンチでした。

治療が落ち着いた時に医者から言われた言葉の1つが「再発予防には、定期的な運動が有効」。

その後ジムでクラスをとったり、ヨガやピラテスをしてみたりと色々試してみたのですが、どれもしっくりせず、そんな時に目に飛び込んできたのが女性だけの大会 「ラ・パリジェンヌ」だったのです。

f:id:tomateo:20170423042241j:plain(画像はお借りしています)

距離は6キロ、参加者 約5万人、90%以上がファンラン、歩くの全然オッケー、沿道の応援は参加しているお母さん、奥さんやガールフレンドを応援する男性達と子供達。

エッフェル塔の下をスタートし、エッフェル塔に戻るという最高のロケーション。

その当時ナイキがスポンサーだったのですが、前日にゼッケンをもらいに行った時のエキスポは、もうそれは女性に至れりつくせりの内容で、もちろん乳ガンのピンクリボンのスタンドもあり、それまで数キロしか走ったことのない私にもぴったりの大会だったのです。

 

当日は9月の残暑でとても暑かったのですが、途中素敵な消防隊が放水してくれたり。

(話はそれますが、こちらの大会は消防士の参加率と消防隊の応援率がすごいです。参加するときはほとんどが消防士と書いてあるTシャツで誇りを持って走ります。また彼らが速いのなんのって、さすが毎日の鍛錬の賜物です。パリマラソンの時なんかは、時々現れる消防隊のはしご車からの放水応援なんかに急にシャキッとしちゃったりして。うん、あれは力になります。笑)

 

初のメダルと花束をもらって大満足のゴール(注:イケメンとティファニーはありません)、それ以来ランニングの虜となったのはいうまでもありません。



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