Fête de la Musique
26日までの聖なる月も終盤に入り、猛暑警報も加わって、打ち上げのクライマックスはありませんようにとちょっと心配になりますが、今日はこちらはFête de la Musique(音楽祭 フェット・ド・ラ・ミュージック)!
毎年夏至の今日 6月21日は、フランス全土で音楽祭が開かれます。
日が最も長くなる夏至の夜長を音楽で楽しもう!という一般市民用のイベントです。
アマチュアからプロまでどこで何を演奏しても構いません。
普段ストリートパフォーマンスは結構厳しく取り締まられているパリ、路上やメトロの駅構内でのパフォーマンスも許可書を持ってないと巡回している警察に撤退を言い渡されます。許可書取得のためには、該当当局のテストがあるらしいので、ストリートパフォーマンスもパリは結構レベル高いらしいです。(笑)
Fête de la Musique の今日はそんな許可書は全く不要。人前で何かできる度胸さえあれば、くそみそ誰でもパフォームできます。レストラン、カフェ等はもちろん生バンドの演奏があり、通りや広場の角々では、年齢を問わず個人やグループが勝手に音楽系パフォーマンスを披露します。
例えば私が三味線とかもって、突然家の前の路上で歌い出しても誰からも怒られないってこと、それがどんなに下手くそであっても今日は笑って見逃してくれるってことです。(三味線も歌もやらないですけど 笑)
庭園から美術館、お城や劇場などでも、あちらこちらで殆ど無料で色々な音楽系のイベントが開催されるので、皆さん明け方までコンサートの「はしご」して楽しみます。
ジャンルも、クラシック、ジャズからレゲエやソウルまで もう何でもあり。
毎年この日がくると本当に夏がやってきたという気分です。
昨今の状況から もしや中止になるかと思いましたが、今年も通常通り開催されるらしいです。(偉い! 警察や軍隊の皆様お疲れさま!)
ランナーの端くれなら、マラニックならぬマラ×ミュージックで、明け方までコンサートのはしごをして走るっていうのもいいかもですね。
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家の中もだんだん暑くなって耐えられなくなってきたので、
今日もこれからクーラー求めてジムへ避難に行きまーす。
みんな同じみたい。