スポーツドクター Dr. B 受診
日本の知人のご子息がパリのConservatoire(音楽芸術学院)に3年間の音楽留学することになったのでお世話役を仰せつかった私。
エールフランスの羽田便はパリのCDG空港にAM4時30分につきます💦
今回東京でうちのボーイズ共々と本人に会いましたが、現在20歳男子。
出発の前夜に申請していた学生ビザがやっと届くという、早速フランスの洗礼を受けた彼、困惑しているだろうと思いきや、楽しそうなリラックスした感じで登場。
若いっていいな〜。未来が眩しいわ〜。
レンタル先のアパートに彼を落ち着けて、色々説明して一旦帰宅。
頂いたお土産と共にあったメッセージでまたうるうる。(最近 うるうる ばっかり)
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昨日の午後は理学療法士さんの久々のマッサージが気持ち良過ぎて、頭ふわふわな感じで帰宅したところにDr. Bの秘書から連絡、「今日の夕方に予約のキャンセルが出たが来れるか?」
二つ返事で了解し、早速出かける。
予約が満員で1ヶ月後のアポだったから超ラッキー。
久々のDr. B、やや日焼けしてバカンスを楽しまれた様子。(こっちもまぶしい〜 笑)
まずは診察室で歩く様子と片足立ちのスタビリティーのチェックから。
Dr. B:スタビリティーが前回の診察に比べ随分良くなってるみたい(ウシシ だって毎日やってるもの〜)
傷口良好、傷口回りの水や太腿全体の腫れもなくなっている。
引き続き保湿クリームでマッサージすると切開傷がより早く平らになり赤身が引くでしょう。
次に横になって両足の可動域と強さのチェック:
- まっすぐに足を伸ばした状態で、左右のレジスト度に相違なし
- 膝を90度に曲げた状態では、術側がやや弱い。
Dr. B:どっか痛むの?
>「この辺りが、ある一定の角度から痛みます」と術側の鼠蹊部分をさす。
エコグラフィーで早速チェック。
Dr. B:あ、Psoas(腰筋)の端が人工股関節にあたって炎症がある模様。人工関節置換術をした後に良くある症状だから心配ない。
抗炎症薬を数日飲んで様子をみて、改善しないようなら手術をした外科医に相談してください。
1回30分〜40分のランニングはそのまま続けて問題ないです。(ほっ)
次に夏休み前に撮った足の長さを測る特別なレントゲンの結果を見せる。
Dr. B:解剖学上の誤差入れて7mmだからこのままほっときましょう。
どっちみちランでは踵つかないから ねっ(ニコッ)
調節のインソールとか必要だとしたら普段の生活にいるかなと思ってたけど不要です。
で、ランニングはどの程度走ってる?
私:7月の合計は120kmくらい、8月は80km、1回 5km前後
Dr. B:フムフム このまま距離を伸ばして行っても良いが、当分は1回の最長は1時間程度または10kmまでにしといてください。
私:はいはい。 それはそうとパリマラソンの見込みは‥‥‥?
Dr. B:まだまだ焦らないで。Psoas(腰筋)の炎症の件もあるし。
10kmくらいならまもなく大丈夫でしょう。
執刀外科医からは「次の診察は問題なければ10年後」と言われたみたいだけど、自分なら何も問題がなくても手術から1年後くらいに一度経過視察の診察を受ける。
その時に外科医にマラソンの件も相談してほしい。
彼は僕とは違って股関節専門だし、彼の患者はスポーツする人がほとんどだから自分とは経験度が違う。
私:了解しました〜。(あーあ、これは Medical Certificate を体よく断られた‥‥ってことだ。onz onz 正直だから許して上げる(笑))
Dr. B:それから、股関節回りを補強するためにも、ランニングにも腹筋は大事。
これはサッカーのPSGチームもやってるトレーニングだからやってみて。
1項目 30秒〜1分 x 3セット、週2回 沢山やる必要なし、これで十分。
(※ 指示されたのは□で囲ってあるエクササイズのみです。)
Dr. B:その他の質問は?
私:最近起きてすぐに走ることが多いんですけど、習慣で乳がんの薬とサプリメントを朝一番に飲んでます。股関節が痛かったとき「マラソンの朝や途中は薬は絶対飲むな、肝臓に非常に負担がかかる」とか以前に言ってませんでした?
Dr. B:抗炎症剤や鎮痛剤はダメってことで、乳がんのホルモン剤やサプリメントは大丈夫でしょう。
私:ヨガとかピラテスでの大股開きは?
Dr. B:可動域を広めようとか考えず、決して無理なく控えめにならどうぞ。
走る動作は結構単一な足の動きの繰り返しなので、色々な方向に股関節を動かすスポーツよりよっぽど股関節には負担が少ないと思う。
あとは水泳はいいよー。クロールか背泳ぎね、またはバイクね(でたっ!トライアスリートからのお誘い 笑)
「あっ!」
私:なになに?(Dr. Bの指さす先には私のLunaサンダル〜 笑)
Dr. B:ワラーチ始めたの〜?(と、めちゃめちゃにうれしそうな表情)
私:普段これで走ってないですけど、バス乗り遅れそうな時走れるし〜、実際そういう時は結構本気で走ってますけど走りやすい。
Dr. B:最初は1kmから3kmくらいまでで Lunaラン始めてみたら?
私:えええ〜っ!!
もうすぐ裸足は寒くなるし、ランは今のところAltraのゼロドロップで十分です〜。
Dr. B:バカンス中に 「Born to Run」を読んだ影響?
私:読んでない。
Dr. B:えええ〜っ? 読んでないのになんで Lunaに行き着いたの?
私:その話は長くなるからまた今度(笑)
という訳で Medical Certificate の取得問題がまだまだ続きます〜。
フランスもアメリカみたいに「何かあった場合、一切の責任は自分に」に署名して終わり っていうシステムだったらいいのに〜。
日本のマラソン参加は何かの書類提出必要なのですかね?
このフランスの診断書取得ルールは、医者の利益向上に何か裏があるの?とか思ってしまいますが、もしかするとそこでブレーキかけないと無茶な練習で故障者多発となり、最終的に余計に国の医療費が跳ね上がるってことなのかな‥‥。
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今日のランニング:
184 bpmで、これが一番気持ちいいかな。
ただしこれだとGarminのケイデンスは180spmを越えない。
ホップジャンプは太腿裏側とふくらはぎが非常に疲れる。
体で前進しようとすると前につんのめりそうになる。
どちらかというとその場飛びの縄跳びのが楽。
ホップ+縄跳びは疲れそうなので交互にすることにする。