パリのトイレ事情
この夏 日本に行った時に感じた事の1つは、本当にトイレがどこでもあっちこっちにありますね。(笑)
駅の構内なんて20m歩いたらトイレという印象でした。
パリはその点、厳しいですよ〜。
私そこまで頻尿派ではないと思いますけど、「ない」と思うと心配になる性格ですね。夏に日本の同年代のお友達や妹と行動を共にした時は、トイレが至る所にあるせいか「え〜 またトイレ? あなた達 一体何回いくの?」っていう印象でしたから。(笑)
パリでは:
- メトロの構内なんてトイレは1つもありません。(だから死角のある通路は臭い)
- スーパー内にも一般客が使用できるのはありません
- デパートだったらありますけど、各階にあることはないので探すことになる(デパートは私のラン経路上にないし)
- 大きい公園内はあるけど大抵プライベートの会社が運営しているので有料
- 道に無料の公衆トイレが時々ありますが(こんなの、これだって当初は有料だった記憶)
これがまた完全自動なんだけど基本的に不便なシステム。
・男女共用の一人用(なので冬は大抵観光客が数人が列を作っている)
・一回の使用毎にトイレ室内全体の自動清掃(1分くらい)が入るので回転に時間がかかる
(前の人が出てきて、すぐに中に入るとヤバいことになると思う(笑) 私は、やむなく利用する時、この自動清掃システムが使用中に誤って作動しないか心配になる。誤作動したらドアはロックされてて逃げ場はなく、全身びしょ濡れ状態になること間違いなし、もしそれが高温殺菌だったら‥‥ 公衆トイレで死亡事故は聞いた事ありませんけど。(笑)
- 仮設トイレが少ないレースの時も、この公衆トイレが長蛇の列になる。清掃時間の節約のため、男子やお友達同士の女子は数人で一度に一緒に中に入って、壁を向いて立ち、みないようにする。もちろん全員終わるまで流せません。流したら清掃の自動システムが働き出してしまうもの(笑)
因みに私の最近のラン時の行動範囲(□)の無料公衆トイレの場所を、パリ市のサイトで再確認してみたら全然少ない地域だし(笑)
ま、だから最終的には、あちらこちらにあるカフェでコーヒー頼んでお借りするのが一番便利かと思いますが、一番安い「カウンターのエスプレッソ」でも1.5€くらいはするものね。コーヒー飲んだらまたカフェインで悪循環だし 💦
親切なお店の人や行きつけの店なら、トイレだけならお代は不要とか言ってくれる場合もあるでしょうけど、「トイレならあっち方面に公衆トイレがあるよ」と言われたこともあるので、まあ一般的にお金払っても歓迎ムードではない(笑)
付け加えるとカフェのトイレは、トルコ式(私的には、日本の和式より怖い)のところがまだまだある。しかもカフェも日曜日は閉まっているところが多め。
トイレ事情が少ない理由は、やっぱりその歴史によるもののようで、その昔は道の路肩の溝で用を足してた習慣が基本になっているようです。「汚いものは道路の溝へ」がベース。(その歴史の流れは知ってたけど、ちょっとネットみてみたら19世紀初頭にやっとトイレ普及だって 💦)
当時の女子のロングドレスのスタイルは、路肩でそのままちょっとしゃがめば見えないし(笑)
だから、今になっても、煙草の吸い殻も、ちょっとしたゴミも、犬の糞も道路に垂れ流しがそこまで気にならないんだと思います。
で、今でも道路の清掃システムの基本がこれですよ。市の清掃の人がどこかで蛇口を開けて水が「じゃ〜」、この流れに、ほうきでゴミを寄せて下水のどっかに流れて行く。
∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞
今日のランニング:E pace 36分 + ドリル
- 積もって乾燥した落ち葉の上を選んで走ったのだが、お得意の蹴りがでると途端に葉っぱの擦れる音がしてわかりやすい。(笑)
- 昨日のトイレ代、早速1ユーロでお返ししてきました(「また緊急の場合は宜しくね」のウィンク付きで)
日本はなんかお天気大変そうですけど、レースに参加される皆さん 楽しんでね〜。
私は夢の中から、皆さんのことを交互に思い出しながら応援しますわ。
今日の深夜に冬時間に変わるので1時間長く寝れるし〜(笑)