とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

昨日のレース振り返り

<お天気> 

ここ数日急に気温が上がり、前日の土曜は28度とかだった。

数日前までの日曜のレース日の天気予報は「雨、最低10度」だったので「あ〜 よかった」と思ってたら、どんどんずれて「晴天、25度」に。

25度以上になると私はダメだし、パリに戻ってからずっと涼しかったからパニクる。

日本の夏休みのヒートトレーニング効果を期待したけど、結果的にあんまりなかった模様。

風速20km/h に時々助けられた感じ。

完全に低温、雨対策用で準備していたので、「もう春まで使わないだろう」としまい込んだランスカとか引っ張りだしてバタバタと前日に準備変更。

シューズはパリマラソン走った Inov-8

靴下は普通のだけど、マメ対策効果があるとかで以前に買って使ってたもの。

 

<スタートまで>

ウェーブスタートの待ちが長い長い。

暇だからジェルでもちびちびしながらエッフェル塔でも撮る。

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(あ、1H45は私のSASではないですよ〜)

私のSAS(カテゴリ?)がクローズしてからスタートまで1時間20分待った。

9時45分のクローズからスタートが11時近くだったのは待ってるだけで疲れる。

ギリギリに到着しない私は合計2時間は待った。

前のSASの人々が遅れて入ってくるから私たちのスタートがどんどん遅れる(もーダメですって後ろに回してくれればいいのにー)

ラン友のラクダさん式で、次回からもっと速いSASを希望したらいいかもと思う。

まあ天気がよかったから橋の上で待たされても寒くなかったですけどね。

なによりの進歩は、橋の上にも仮説トイレができてたのを発見!(たった5個だけど)

やっとわかったってくれたかって感じ。

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<0km 〜 5km>

スタート直後、走ってたら右側に見覚えのある男発見!

シャバ〜、あんたもう14km地点に戻ってきたのか、早っ(笑笑)

エリート枠だもんね。(うわ〜 汗がすごい💧)

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結果はさすが、計算してみたら平均速度が 3分42秒/km

10kmがなぜだか計測されてないけど

また新記録樹立の気がする。

ここんところヤツは調子いいな。これはまたうるさいですよ〜(笑)

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シャバを見送って、私は最初の2kmまでの坂をいかに心拍を上げずに登るかに徹する。

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ここは結構きつくならずに登れてよかったんだけど、

もしかしたら「もっとゆっくりのスピードで行かないとダメだったのかな」と今思う。

最初の2kmを普通に登って失敗か‥

5kmのエイド前でジェル投入。

 

<5km 〜 10km>

風が結構あるので「後ろにつける人いないかな〜」と探す。

見つけた!背中にメッセージ Tの金髪の若い女性2人。

話している言葉はドイツ語か。

メッセージは「Let's Run against Depression!」(笑笑)

ここ数日の私にぴったりー、速度がまたぴったりっぽい。

神様からのメッセージだと思ってこの2人についていくことにする。

 

<10km 〜 15km>

お二人についてて調子よかったんだけど、彼女達は10kmのエイドでレーズンとかバナナとか貪りだしたので、さよならする。私は水だけでとっとと前に進む。

川沿いにでて、日陰全くなしの太陽に向かって走る、しかも壁に遮られてか無風。

これがいつものごとく辛かった〜。

キャップかぶっているけど、結んでいる後ろの髪の毛からふくらはぎに汗がポタポタ垂れるのがわかる。

この区間は、多分脳梗塞とかで片腕が不随になられてしまった おじさんにつかしてもらってパワーをもらう。

そしていつものことだけどトンネルのアップダウンがなんども〜。

これでどんどん疲れた。

トンネルとトンネルの間の13km地点でジェル投入したけど、疲れてたので15kmのエイドでほとんど止まってゆっくり水飲んだ。おじさんとはそれでさよなら。

 

<15km 〜 17km>

顔がゆでタコ状態になっているのがわかる

唇がカラカラでヒリヒリ(リップ忘れた onz

そしてなんだか右足に久々の巨大マメの予感。

シューズのひもが緩すぎたか〜、指は自由でも、こっちが💧 

3月のハーフの時には雨の中でもできなかったのに

しかもちゃんとワセリン塗ったんだけどね

たまたまだけどマメ対策用靴下だったのに

むずかしいな〜

帰って確認したら立派な 3cm大のが親指の根元側面にぷっくりできてました。

 

<17km 〜 20km>

自宅近くの橋でUターンして後はエッフェル塔前までの3km

17km地点でMari(仏語で夫の意)と次男の応援あり(長男いなくてさびしー)

ここからゴールまで川沿いだけど道幅が狭い上に、カフェのテーブルやら椅子やらがあんまり縁に寄せられておらず、丸太のベンチがあっちこっちにあるやらで超混みとなる。(参加者3万人規模のレースなんだから もうちょっと片付けてほしかったわ)

走り方が崩れているのがわかったし、「もういいや」と、ゴールまでダウンジョグと決め込みました。

(あ、すきすきでも抜かすパワーは残ってなかったですけどね)

最後は「Let's Run against Depression!」T のお姉さんの1人がどこかから出てきて一緒にゴール(笑)

 

<ゴール後>

- ちょっと頭がフラフラした(気のせいだと思ったけど隣のお姉さんに「大丈夫?」と言われたからふらついていたらしい。初めての体験。水とメダルもらうのに500mくらいあるからゆっくり歩いて、その後お土産袋に入ってたりんごのコンポート食べたりしていたらなおった)

- レース中の脚つりはなし(ゴールしてから自転車までに ちょっと足の甲がつったけど、そのまま歩いていたらこっちも治った)

- 股関節も大丈夫(今日も)

- 甲の痛みは全然ないよ!(今日も)

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心拍数のビルドアップ具合が怖すぎる(笑)

4月の股関節内視鏡術後、初レースを完走できてよかったけれど これが今の実力。

ラソン完走は程遠い。

さてどうしたらいいんでしょうね。

 

 

路上で自転車見つけた時に、建物前でお兄さんが突然寝転がるから「具合が悪いのか?」と思いびっくり。

声をかけたら「レースで極度の疲れだから、ちょっとここで寝る」だって。

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本当にフランス人、面白いでしょ。