前に進むしかないね
ノートルダム(Notre Dame de Paris)が燃えちゃった onz onz
天空への上昇につながる 尖塔 が燃え落ちる時の悲しさったらなかったです。(崩れる画像は今も見れない、見たくない)
うちはカトリックではないけれど、ボーイズもこれは精神的に大打撃。
ここのところの私のしんどさは、これだったんだわ(と勝手に思う)
あーあ それにしても10世紀からのフランスのシンボルが‥
そして、もうすぐイースターでもあったのに‥‥
キリストが はりつけにされた時、かぶっていたというイバラの冠、十字架に打ちつけられた釘は無事なんだろうか。
昨日は、イエローベストのデモに対して、国民から直接意見を聞くために1月から大統領が全国を回った結果を政府がまとめ、その結果と今後の方針を20時にマクロンがスピーチする予定でした。
うちはその30分くらい前からリビングのテレビの前で、家族が揃って聴く準備をしていたところに速報。
私は同時に携帯のアップデートで、ボストンマラソン参加中のアンちゃんが、ちょうど40km地点を過ぎたところだったので、「がんばれー!!」と気合いを送っていたところ。
ラン友のチャットでも、みんながアンちゃんに気合いのメッセージを送っていたところだった。
シャバ男の職場はノートルダムから歩いて5分ほどなので、チャット中に「Oh-! Notre Dame is on fire 😱 (ノートルダムが火事)」って仏語でメッセージしたのに、みんな無反応で応援ばっかり。
おかしいなーと思って、長男に「みんな火事に反応ないんだけど、一体なんなんだろ?」ってきいたら、
長男:「Notre Dame」とは直訳すると「Our Lady=我らの貴婦人」って意味だから、今ゴールに向けてがんばっているアンちゃん(= Our Lady)が 「on fire」、 つまり 「アンちゃんが 素晴らしいパフォーマンスをしている!」と母さんがコメントしたと勘違いしたんだよ。
私:なるほどー、確かに。まさかパリのノートルダム大聖堂が火災だとは思わないよね。でもみんなニュース入るのおっそいわー。呑気すぎる。
そして、アンちゃんはというと、雨の中がんばりました。
朝、出発地点に行くシャトルバスの中から何度もメッセージが届いてた。
- 混み合ったシャトルにもう1時間ほど乗っている。乗り物酔いして気持ち悪い。
- スタート地点についた。田舎の広地で地面が雨でぐちゃぐちゃ、すでにシューズに泥が入り、中ももう雨水でぐちゃぐちゃだ。
- スタートまで後1時間もある。寒いよー。体が動かない。
- 今日はもうこんなコンディションだからダメだ、いい結果は出ないよー。
サブ4だけ目指して気軽に走ることにしようかな。
>アンちゃん 大丈夫だよ!
去年の12月の雪と雨の山越えレース 85km完走したじゃん。
あんなのに比べたら全然だよ。気温も低くない。あんたは最強の女じゃん!
(人のことだから簡単に言える 笑 「逃げないだけ偉いよ」 と頭の中でつけたす )
で、スタート
ほーらね。 早速スイッチ入ってる。
ペースがマイルに対してだからわかりにくわ。
キロ表示があってよかった。
どんなに速くて強そうな人も、やっぱりレース前は不安になるのね。
そして失敗した時のためにいろんな言い訳のタネを、知らず知らずにばらまいとくのね。
人間の心理って面白い、そして本当にマラソンはメンタルのスポーツだな。
私はあの時なにを聞きたかったか、何から逃げたかったのか、もう一度考えてみよう。
やったー!!
ほら、BPよ。
Bravo 〜❣️
いつの間にか40歳になってたのか、しかしながら あんたは相変わらず強いな。
年齢カテゴリー上がったし、この記録なら来年のNYCマラソンは、抽選すっ飛ばしてダイレクトに出場登録できるじゃん!
今日のトレーニング:
ジムでTabata(ケトルベルのスイングとバーピーズのセット)でヘトヘトになったが気持ちいい。あとは腹筋関係の筋トレを加えて終わり。
∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞
火事は今朝の5時過ぎにやっと鎮火したとか。
当初は、外からの放水作業とかが全然始まらない様子で「消防は何をやっているのだ」という印象だったですが、火は屋根あたりから発生したとかで、消防の第一のミッションは、天井が焼け落ちる前に中の美術品を可能な限り運び出すということだったようです。
結構危険だったみたいだ。
ノートルダム大聖堂は「POINT ZERO」地点、パリから各地方へ向けての道のりを測るゼロポイントの起点です。(知らない人が多いけど、こんなのが建物前にあります)
テロ以来のショックぶりだけど、また頑張るしかないね。
日曜日にパリマラソンに参加しているポンピエ(消防隊)のみなさんをたくさん応援して、その翌日の出来事で大変だった方もたくさんいたかと思うけど、今回の消防活動は本当にお疲れさまでした。
この日に このタイミングで「焼け落ちる」とは、「今後のフランスを象徴しているようで最悪〜」 と昨日は思ったけど、逆になんだか一致団結していい方向に行くといいなと思う。
そういうメッセージなのかもね。
PS:イバラの冠はどこに保管されているか一般には秘密だったんですけど、空に近い尖塔の中に置かれパリを守っていたようなので、どうやら灰と化したようです OMG‥‥
(その後、無事保護されてたとの報道です。尖塔にあって消失したのは、その冠の一部ともう一つ大切な何かみたいです。)