Dr's の見解
風がぴったりやんだ金曜と昨日の夜は暑くて厳しかったけど、床がタイルの北側の台所に逃げ込んでゴロゴロ。
もう数日続いたら危なかったけど、今日からすっかり普通に戻るらしい ... ホッ
連日の最低気温だったのが、今日の最高気温(笑)
昨日は灼熱のゲイプライドのパレードと(一応まだ続いている)イエローベストのデモで、相変わらずイベントごとが多い。
そして今日は、セーヌ川を利用した Garmin Triathlon Paris(気温が下がってよかった)
Garmin Triathlon de Paris 2018 - Best Of
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本題の 火曜のNeurologist(神経科)の診察から
(学生時代はいつもトップだっただろうなと思わせる頭が相当切れそうな、しかし感情を一切表さないブロンドの女医だ。苦手なタイプだけど彼女のプロフィールが、専門医では一番うちから近くて、かつ良さそうな医者だった)
まず彼女の診察を受けている理由を簡単に説明しますと、9年ほど前、片眼がある日突然みえなくなっていることに気づき(失明というより濃霧の中にいるような感じ。そこに何かがある/いる ことはわかる程度 / 片目でみたらってことですよ)、眼科専門の大学病院に回されMRIの後 即日入院となり、抗生物質の集中点滴を4日ほど受けましたが残念ながら戻らず、診断名は突発性視神経炎。
それは難病指定の多発性硬化症(MS)の兆候であることが多いとして、その後定期的に経過視察となり、最近は2年に1回ほどの脳のMRIと診察を受けています。
思えばこれが体調が崩れた最初の大事件だったです。
職場で私の一番きらいなタイプのストレスがMaxの時期だった。
それから2年連続 乳がん、落ち着いたと思ったら股関節と続々と・・
まあ半世紀以上も生きていれば皆それぞれ色々ありますよね。
これからも時々飛んでくる手裏剣をなんとか左右によけながら進んでいければいいって事だと思ってますので気持ちの上ではそんなに深刻ではない。
で、その神経科の診察では、普通に歩く、一直線の上を歩く、目をつむって指を鼻に持ってったり、片足立ちしたり、医者の力に反発して脚や腕を押し返すとか、尖ったもので脚や腕をツンツンされて感覚のテストとかあるわけです。
で、最後に聞いてみました。
私:最近つまづいてコケることが多いけどどうしてでしょう。
Dr:つまづくだけ? それとも転ぶの? あなたそれ数年前にも同じこと訴えてるわ。
私:大きくつまづいたらコケる。コケるのは3ヶ月に1回くらい、小さいつまずきだけはもっと頻繁。 人工股関節術前もよくありましたけど それは痛くて脚が上がってないからだと思ってた。 最近はそっちは落ち着いてきて運動も充実してきたのに まだつまづくからどうしてかな?と思って。
Dr:脳のMRIは視神経以外は問題ないし、先ほどの歩いたりする等の色々な身体検査でも特に問題はみられない。
ただ、視覚に問題があるのと、人工股関節にしたことで、どちらも神経伝達のレセプターに問題が発生してしまったわけで。
人工股関節の方は手術で取ってしまって存在しないわけですから、いくら マラソンも走れるようになりました って外科的にはパーフェクトに近い状況ても、神経科的にみれば本来の生の股関節にくらべたら伝達するものがないわけだから、バランスとかタイミングとかに絶対ズレがでているはず。
そういう伝達系のズレから脚をあげるタイミングとかコケたりとかが出るのではないかと思う。走るトレーニングもそういう影響があること=生の股関節の感覚にはこれからも100パーセントは戻らないってこと を念頭に置いておいた方がいい。
では問題がなければまた2年後に(淡々と・・・笑)
木曜の夜のDr. Bの診察
(着いたらやっぱり診察が遅れてる。待合室で雑誌でもベラベラ読む。
しゃべりすぎってこともあるけど 結局終わったのは21時すぎ、Drは 来週から3週間のバカンスでラストスパート)
まず青黒系の私の両膝にすぐ目がいって、
Dr:あはは また何した? 調子は?
私:森ランで派手にこけた。インターバル系やっても最近は痛くなることがなくなったのよ。それが本当に嬉しくて。と言ってもまだノロッノロッのままですけど・・
Dr:おー それはよかった。
ランナーには産まれながらに受け継いだものが違っててガゼルのようなタイプと僕たちのような亀タイプがいる。(彼の BPは 3h16とかだから、ガゼルだと思っていたがカメだったのか)
そういえば、今朝の初診の患者さんで東京マラソンに出たという人がいた。〇〇コの診察日と重なったので面白い偶然だとおもった。
レース詳細をきいたけど結構大変な天候だったみたいだね。ある程度の気温がある小雨はレースに最適だけど、東京はちょっと寒すぎたか・・しかし完走おめでとう。
そしてパリマラソンに出るの我慢したね、ブラボー。
私:パリ、チェックしてたんだ(笑) 我慢したという訳では全然なくて、大風邪ひいてその後メンタルにきて、ハーフ以上走れるという気持ちが全くせず出られませんでした。 メールで東京の結果報告したときの返信の最後にDrから 「Remember it's time to rest now」ってあったけど(笑)、本当に東京後は脚にも問題なくて、パリマラソンでもう一度試してみたいという気満々だったのに・・ダメだったのよ。
そうそう質問、未だに何もない所でつまづいてコケることが多いけどどうしてだと思う?
Dr:ちょこちょこ走り派だからね、ちょっとしたことで引っかけやすい。
術後の股関節も安定してきたことだし、これからはもっとゆったりダイナミックに走るようにしてみたら?
私:もう1つ、普通に立ってると思っても右肩がめちゃくちゃ上がっている。これはどうしてだと思う? 術側が右だから脚の長さのせい?
Dr:術側の脚は5〜7ミリほど長いけど普通の人でもある範囲だから大問題ではない。股関節の動きも問題なし、正常側とほとんど同じくらいの稼働域だ。(膝を折って Dr に あっちこっちに向けられても全く痛みなし、ほぼ symmetricでこちらもブラボー!)
右肩が上がるのは、どちらかというと術前に痛くて上がらない右足をあげようあげようとしていた癖が残ってるんじゃないかと思う。
手術からどのくらいたった?
股関節の外科医のところの次回の経過視察予定は?
私:東京マラソン前に術側の縫工筋に痛みが発生し、日本に行く前に駆け込み受診とレントゲンをした。その時股関節は問題なし。外科医からは「問題なければ次は10年後でよい」と言われている。そうは言っても多分マラソンのトレーニング期間に入ったらまた何かしらの問題が出る可能性大だと思うけど・・hope not.
手術からは2年と数ヶ月。
Dr:人工股関節についは、問題が発生しなくても外科医のところで2年に一度ほどはレントゲンと状態確認の診察を受けた方がいいと思う。
うん、やっぱり2年くらい経つと周りの筋肉とか組織とかもあわせて総合的に落ち着くね。
バカンス中は太陽をたくさん浴びて、9月になったら冬に向けてビタミンDを飲みはじめましょう。
ではヒアルロン酸いきましょうか。
私:膝、内出血だらけだけど注射大丈夫かしらん?
Dr:傷は表面的なものだから注射に問題なし。
ランニングは日曜から開始おっけー、どう長すぎないでしょ?(笑)
(エコグラフィー見ながら ぐいぐいっと奥に入ります。私 注射 強い派、見るの好きな派)
僕達 いくら気が合うと言っても、僕の診察は1年に一回くらいになるといいねぇ。
ああ、それから練習は距離のみではないこと忘れないで。
最近、もう直ぐ1歳になる息子(ユーゴくん!)をベビーカーに乗せて空気のいい朝に川沿いを走っている。見かけたら声かけて。 ボーイズによろしく。
私:了解、では Bonne Vacances(ボン バカンス)!
この状態でランパンでぷらぷら歩いて帰ってくると、さすがの仏人もガン見
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今日のトレーニング:
昨日までは膝に「あ、注入された」感があったけど今日はなし。
まる3日近く走んないと朝の心拍下がりますね。
やっぱ心拍は正直、疲れ度の確認にとてもいい目安になる。
メニュー:気温は下がるといっても体感温度はまだ暑いし、やっぱ森でしょ。
気持ちとしては、去年撮影のこんなシーンを見に行きたいところだけど
今年はシャバ男の応援にも行かず・・(ソーリー)
さすが、森! す、すずしー! (ガーミン また最初の1km以上 ロストしてる)
走り出しは、やっぱり膝になんか入ったような極小の圧迫感があったけど途中からすっかりなくなった。
走ったことで満遍なく浸透したのか・・