愛しのシャバティー その②
何とも憎めないラン友のシャバティーはアフリカ大陸のアルジェリア出身。
過去のフランスの歴史から、この国の人は割と簡単にフランスでの滞在許可書を取得できる。
だから彼もフランス国籍を取得せず滞在し続けている。
職業はレストランのウェイター、以前はリーズナブルで美味しいピザのあるビストロで働いていていたので、ボーイズを連れて結構食べに行ったりしてお世話になった。
2年くらい前にシャバティーから、そのレストランが日本企業に買われて自分はクビになると打明けられた時には非常に申し訳ない気持ちだった。
日本企業ってどこよ?って聞いたら、「イプド」っていう会社と言われて、当時全然わかんなかったのですが、後で段々レストランができあがってきて、それが「一風堂」だとわかった時には個人的には結構嬉しかったです。
(ごめんね〜 シャバティー 笑)
だって、近くにできた初めての日本のラーメン屋さんだったんですもん。(笑)
その後、一回だけボーイズと行きましたが一番安いラーメンが13ユーロ(約1560円)って高くないですか〜? 彼らは気に入って時々行っているようですけど。
豚を食べないイスラムやユダヤ系の宗教の人が多いこの国なので、豚骨スープやチャーシュー入りには🐖ちゃんマークがついてます。(ってか、豚を調理している厨房で作られたベジやチキンのラーメンも、彼らは絶対食べないと思いますけど 笑)
その後、シャバティーから有名レストランの職が見つかったと聞いてほっとしました。
そこはフランスではもちろん日本でも有名な「銀の塔」とかいう意味の名前の由緒ある星付きレストランだったのです。
あ、でも彼は本家の本格派の方でなく、そのお向かいにある同系列のカジュアル派の方ね。(笑)
フランスの星付きレストランの厨房にはどこでも大概 日本人の見習いさんが働いています。
休憩時間に、前回の彼についての記事を彼らに見せて内容チェックしたらしいです〜。
信用されてなくて笑える。
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いつものルーティンの血液検査、腫瘍マーカーは正常範囲で良かったのですが、やっぱりビタミンD値が低い。
医師の処方箋がないと買えない ビタミンD剤の UVEDOSE 100 000UI(Cholecalciferol系)のアンプル剤を3ヶ月おきに飲んでいるけど、あがんないわ〜。
そのうち、乳がん担当のDr. J.N.から「この夏もD値アップのために、(シワやシミになるのは恐れず)しっかり日焼けしてください」とメッセージのついたビタミンDの処方箋が届くに違いない。これも夏の始まりの儀式の1つ。(笑)