パリのランニングレースでのトイレ事情 - とりあえず走りだしました！

今日はパリのランニングレースでのトイレ事情についてお伝えします。

去年のパリマラソンでは時間別の出発カテゴリー内（こちらではカテゴリーのことを SAS＝サスといいます）に簡易トイレが、なんとたった2つしかありませんでした。onz onz

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写真内の看板たっている枠内ごとに、片側1個づつ、合計たった2個ですよ。ありえないっしょ！ SASの枠の中に入る前の道路上にも仮設トイレはありません。

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だからスタート直後、おしゃれなシャンゼリゼ通りの沿道の公園はこうなりますわね。

根性座った女子ももちろん木陰に入って行くのを見かけます。（まあ漏らすよりいいでしょうし、ギリギリの状況はわかる。まだ給水地点もないのでかける水もない。）

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（お借りしました）

だから去年、私、結構早めに到着したのに〜、トイレの長蛇の列を待ってて（1時間以上と思う）スタートに出遅れました。

突然、みんな「さ〜っ」と列からいなくなったので何事？と思ったら、私達のSASのスタート時間だったのです。

SAS毎に15分おきくらいのウェーブスタート。

トイレの前に残ったもう1人の女子と私は「あり得ないわね」とか言いながら、一方がトイレに入っている間もう一方が荷物を持ってたりして（彼女はバナナ、私はSimple Hydrationのボトル　トイレ内に置くところない、おきたくない）無事トイレ用を足したのですが、トイレの後、キャッチアップするために2人で思いっきりダッシュでシャンゼリゼを下ったのでした。

（トイレからスタート地点までの約500mとかも加算されて。今、書いててわかりました、すでにココから失敗の始まり笑）

で、当然トイレ行かなかった女子とかは 9kmくらいから始まる森まで待てないから、途中の細い脇道とかに消えて行く〜。（パリマラソン時は特別な日だから、コース沿いのカフェも「嫌」とわ言わないでしょうけど。スタート直後の場合は日曜の朝でまだ開いてなかったりする。）

コースマップにトイレに関する表示がないからわかりませんけど、記憶ではコース上にある簡易トイレ場所は計4カ所だったような。（というと10km毎くらい）

今年はスタート地点に行かず、最後だけウォーキングで参加したので

その問題が少しでも改善されてたのかわかりませんが、去年のレース後のアンケートではしっかりクレームしときました。（それも毎年のこと）

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別のレースのエピソードでは、パリの「ブローニュの森」スタートで、郊外のお城までの20kmに参加したことがあるのですが、スタート地点に着いた後、簡易トイレの場所をスタッフに聞いたら、「あなたの目の前に広大な森がそれよ」とか簡単に言われて倒れそうになったこともあります。（簡易トイレが1つも用意されてなかったレースだったの！）

で、森の方を見てみると、おっちゃんとかがトイレットペーパーもって茂みに入って行く。

ってことはアレでしょ？（しんさん　やっぱりあなたが正しかったわ。笑）　

森って言ったってパリ市内の森なんですから、野生のそれとは違いますよ。それ以来、パリの森 /公園の茂みは「（なにが落ちてるかわからなくて）危険」と頭に入りました。

話それますが、Bois de Boulogne（ブローニュの森）と言えば、テニスのフレンチオープンとかロンシャン競馬場とかがあったりして、何だか高級かつロマンチックで素敵っぽい印象ですけど、散歩やジョギング / サイクリングとかのヘルシーな雰囲気で賑わう一方で、大売春地帯（男娼含む　笑）の聖地として有名です。それ目当のくる車もグルグルしてますから治安は必ずしも良いとは言えましぇーん。反対側にあるBois de Vincennes（ヴァンセンヌの森）も、夏前に行った時それらしい女性がコーナーに真っ昼間に立ってたのを見たので、ブローニュ程ではないにせよパリの森事情はどっちもそうなんでしょう。

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パリマラソンに参加して1発でサブ4して日本に行っちゃったAちゃん、その面ではすごく順応性がありました。

真冬に一緒にパリの公園でジョグしていて「あ〜　トイレ‥」と私が言ったら、「そこの石垣の影でしなよ〜　誰か来ないか見ててあげるから〜」って普通に言った時には「あああ〜　 Aちゃんすっかりフランス人になっちゃって〜」とか思ったこと思い出した。

普通はこんな石垣だから全然隠れられないところ。

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