とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

マラソン でますー (Dr. Bの診察)

昨日ジムを出ようとしたら「〇〇コ〜、コーヒーおごるから一緒に飲もう!」とシャバティ、さっそく自販機でエスプレッソを買ってきてくれる。

隣にいたジャバのお友達が「それは俺の金じゃねーかー」(笑)

シャバ:滞在許可書の更新関係でこれから警視庁、〇〇コ この前行ったばっかりでしょ。ジムから警視庁までどの道順がいい?

シャバは、ジムでたら右に行き交差点で大通りを渡って直進し左折(コの字)、お友達(コロンビア人)はジムでたら左に行って道を渡って右という(逆コの字)

それで永遠に自分の道順の方がより近いと言い合っている二人。

真剣なんですよ2人共 💦 アフリカ大陸 vs 南米よくあることです。

こういう時はビジュアルに見せるに限ります。さっそうとグーグルマップで解決。

私:ほとんど全く同じ距離!

二人:アボン?(ah Bon あっそう?)

速攻で静かになりました〜。

 

シャバ:ところで、コモサバ?(Comment ça va?  / How are you? )

僕は今朝プールに行って1時間泳ぎ、さっきここで1時間トレミったところ。

私:(あれー? 急にプール?また私のマネだと予測 すぐマネするの負けん気強いから)

う〜ん、まずまず。

あのね、(カクカクシカジカで)また手術することになったからー。手術はマラソンの3日後ね。

シャバ:え〜 骨!それは大変。じゃ今年も途中地点からのマラソン参加だね。

私:えっ? 違うわよー。走れるから走るわよ、今年はスタートから。

シャバ:Tu es folle!(u r crazy ! )

私:あれ?あんたもクレージーだと思うんだー。

シャバ:だって僕は3時間で走って、もうこれ以上は絶対走れないといつも思うもの。(注:いつもゴール直後か直前で必ずゲロる人、運悪く直前の場合はサブ3を逃すケースとなる)

〇〇コは、足が痛くなくても4時間半から5時間だろ? 

よくそんな長い時間走れるなーといつも尊敬しているんだよ、本当に。

ちょっとズレてる、そしてまた寒いジョークだわ。

「あのねー、好んで5時間かかっているわけじゃないわ」と言おうとして顔を見たら、つぶらな目が本当に尊敬の眼差しだったの!😆

誉められてるんだかなんだかイマイチわからないけど、「すごーい!」とマジで思われているらしいのは確からしい、これが慕われている理由か?(笑)

外科医の秘書に「クレージー」とつぶやかれてから、なにげに気になっている私、ランナーのシャバティにも言われてちょっとショックー。

∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ 

その夜はDr. Bの診察でした。

8時過ぎにやっと最後の患者さんが終わってDr.と一緒に部屋からでてきたと思ったら、若い女の子、泣いてたー (T T)  アフリカ系で体はとてもアスリート。

 

Dr. Bの待合室にはスポーツの写真の額が何枚もかかっている。

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こんなのとか ↑ こんなのとか ↓ もっと沢山いろいろ

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その中のフレーズの書いてあるポスターを Dr.が指さして、女の子に「こういうこともある」と言う、私もつられてみる。

(・⊆・)フムフム

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Dr「だが、最終的にはこれなのだ! だからガンバレ ( keep on going!) 

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 (゚o゚;)ドキ

 

私の番になり、外科医の見解と手術をすることにしたことを伝えた。

Dr. B

- 手術は必要だと思ってた、特に骨の部分

- 腱の炎症は内視鏡術後、骨に変化がなければぶり返すことはほとんどないと思う

- 注射や手術が原因となる感染症の可能性があるので何度も手術できない。重篤な感染症が起こったら人工股関節取り出すことになるということもある。(あーそれダメ、骨もうないからー)

- フィジオで痛みが完全にとれるとは考えがたい

- マラソンまでの練習で痛みが酷くなることがあったら、抗炎症剤を1日だけ飲んで休め、ただし薬は長く続けてはいけない、痛い時にポイント治療として使うこと

処方されたのは Naproxen - Wikipedia と一緒に飲んで胃を保護する錠剤

- インターバルはこの際あんまり必要ないだろ

 

私:しつこいですけどマラソンに出て大丈夫? クレージーと言う人もいる。

Dr:大丈夫。クレージーかどうかは人が決めることではない自分だ。疑問がでたらまた聞けばいい。医者の中でも走るのにネガティブな意見の人は沢山いるだろうけど、プロフェッショナルな僕たちが可能だと言っているのだし、辞める理由はどこにもない。

それはそうと、さっきの女の子 - 彼女もとても複雑なコンディションなのだが - に見せたポスターみたでしょ?

私:うんうん、後で写真撮っとくわー(笑)

それから質問、マラソンで必ず足ツリがでるんだけどなんかいい方法ある?

( Dr. B、眼鏡の真ん中を人差し指で上げて 一瞬固まる)

えー? そのリアクションてことはDr. Bは「足ツリ」の経験がない人〜?

Dr:う、うん 経験がないからよくわからない 💦(で、でました〜 😝😝)

一般的な方法としてはこれだ。

- スタート前に非常にミネラル分の高い水を飲む。途中で家族や友達の応援があるなら道でもう一回手渡しでもらって飲んだ方がいいかも。(Dr. Bはスタート前に一応いつも飲むそう)

1,Vichy社のSt. Yorre

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(あ、これ何かのレースでゼッケン取りに行った時にお土産で袋に入ってたことある。のど乾いていてたからその場で飲んだらチョーまずかった。)

因みに日本にも輸入されてました。

Vichy | 大塚食品

 

2、Sportenineというハーブをベースにした噛んで食べる錠剤(給水ごとに食べる)

<成分>

- Arnica montana 9 CH 6,67 mg

アルニカオイルの効果効能|筋肉痛や頭皮のケアに | Timeless Edition
- Sarcolacticum acidum 3 CH 6,67 mg 

日本語のサイト見つからなかったですけど「酸の規制の組織や心筋の塩基平衡」とあり
- Zincum oxydatum 3 CH 6,67 mg

酸化亜鉛、色々あるみたいですけど抗酸化作用とか鎮痛ですかね。

 

Dr :2つともドーピングには引っかからないから。(すごい真面目で笑える)

では、多分これでマラソンまで診察することはないと思うので - I hope - マラソン終わったらどんな結果だったかメール待ってるからー。

入院中は暇でしょうがないだろうから(笑)病室からのメール待ってるからー。

 

そして、帰る時に

Keep on going & Train hard for the marathon

However ! 〇〇コー

Don't be too hard on yourself!

 

TmT) ウゥゥ さすが Dr. B ‥‥ 20年前に会いたかったかも(笑)