とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

心臓のエコーは大事です

昨日はスポーツ系の心臓医のエコーの検査に行ってきました。

長男の主治医です。

Dr:長男元気? そろそろエコー検査の時期じゃない?

私:日本に留学中、戻ったら検査ですね。

生まれた時から小児科の検診を欠かさなかったわけですが、聴診器とかではキャッチできない心臓の奇形はエコグラフィーでしかわからないようです。

長男の場合は、思春期に成長が速すぎ、背骨彎曲症等のチェックを含めて色々検査したところ、心臓のエコグラフィーで異常が見つかりました。

最初の先生は説明はわかりやすく、いい方だったのですが、スポーツ系ではなかったので、

- 200mや100mの水泳競技なんてとんでもない

- 今後は音楽やアートに興味を見つけ、スポーツはヨガやピラテスまで‥‥

とかいう指示で、スプリント系のスイマー目指して毎晩のようにクラブでトレーニングしていた高校生に入ったばかりの長男にはきつすぎました。(私にもだけど)

その後 私のスポーツドクター Dr. Bから紹介された現在の心臓医にあったのですが、この先生の言葉に助けられた。

- 奇形と表現するが、人間の顔にも色々あるように、そういう sort(種類)の心臓なのだということ

- 現在のところ疾病化はしていない、ということは病人ではないということ

- 正常の人より持ちが悪いのは確かだが、不具合が起こらず知らずに一生を終わる人もいる

- 将来的に手術が必要になる可能性が高いが、心臓の手術は現在驚くほど進歩している

- 適度な運動も必要なのでランニングも水泳も、最大限まで追い込まないトレーニングなら大丈夫。とは言ってもジジイじゃないんだから、時々多少追い込んでも問題ないよ (笑)

 

心臓の奇形は結構な確率で発生するようです。長男のタイプの場合は1/100の確率らしく、思ったより多くないですか?

彼について、私が今思い返して思い当たることは「僕、こんなにスポーツやっているのに、学校で友達とサッカーとかしていて、思いっきりボールを追いかけた時に息が上がるのが人より早い、なんでだろ?」という言葉。

 

その頃、偶然かさなったアクシデントが、今はもうフランスから去ってしまったラン友 Mちゃん

彼女はコロンビアから仏で物理学の博士号の資格を取るために来ていた留学生でした。(20代後半)

私と走力が同じくらいで、マラソン初参加も同じ年だったので時々一緒に走ってました。

初マラソンは無事終わり、2人で2時間切りを狙って翌年のハーフに出た時のこと。

無事1時間59分xxでゴールした私はMちゃん探したんだけど、会えず連絡も取れずでメトロで帰宅している途中に、SMSで写真が届く。

「わっ!救急車の中!」でも顔は笑ってるから大丈夫そうだ。軽い脱水症状とかそういうことかな? と思ってた。

そしたら‥‥ 後で事情を聞いて倒れそうになりました。

- 19km地点で最大限にスピードあげてゼーゼーしながら走ってたら突然意識をうしなった

- 本人は意識を失ったという感覚ですが、心臓が止まってたのです。ただその地点にちょうど消防隊がいたので、すぐに心臓マサージ、戻らないから電気ショックのADEで戻りました。(もうこれは本当に不幸中の幸い、消防士が近くにいなかったら‥と思うと恐ろしい)

- 笑っている写真は心臓の動きが戻った後、救急車で救急病院に運ばれているところだったらしですが、一旦心臓が止まった後とは思えないいつもの笑顔だった。

その後の精密検査で、なんと心臓の奇形がみつかりました。

彼女の場合は、心臓から出ている血管のついている位置が奇形で、最大限にスピードをあげて走った時にその血管が左右の心房に挟まれ血液の流れが止まり心臓停止。

マッサージをしている間に心臓が普通のサイズに戻るとともに、血液の流れが正常に戻り意識を取り戻したということです。

彼女もそんな奇形はその時まで知らず、スポーツもずっと続けてきた派です。

そして、その後がまたびっくりしますけど、今までその心臓で生きてきたわけですからそのまま生活を続けることもできたのですが、スポーツを継続させるために手術しました。

簡単に言うと、心臓を一旦取り出して人工心臓で数時間動かし、その間に取り出した心臓の血管を正常な位置に取り付け直し、また体内に戻すという手術です。フランスのすごいところは国費で受け入れている留学生、全額国費で治療しました。

彼女はその後学位をとって帰国し、今はCAのロサンジェルスに在住中、もちろんランニングも継続しています。

長男のことがあってからのすぐ後にこの事件だったので、本当にわたしもトラウマでビビりましたけど、主治医が言っていた「心臓の手術は現在驚くほど進歩している」ということがよくわかりました。

ということで、今日は「心臓のエコグラフィー検査はとても大切だ」ということをお伝えしたかったのです。

私の昨日の結果は「正常、でも3年に一回くらいは検査してね」ということでした。

そして心臓のエコーとともに55歳 

この数字は私的には結構キッつい OMG の onz

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「クリスマス クリスマス」と頭の中を忙しくて深く考えないことにする(笑)

 

今日も結構な雨のため家の中でぬくぬく、

雨降らなかった昨日、筋トレしている場合じゃなかったなー

けど、インターミッテントの疲れの余波は大きかったし、まあいいか。

 

USAの年上シスター達からのメッセージ

『60になったら、「あぁもう頑張んなくていいんだ」って気がしてグッと楽になるから、あと5年、たった5年だよー!』

 

えええっー  ^^;

 

思考を麻痺させてくれるような激辛インスタントラーメンでも後で買ってこよう〜 ♩