大学生は(も)勉強だ
バカンスだ、デモだと、ダラダラ うだうだしている印象が強いフランス人ですが、学業は始業したら全力投球だ。
長男の時もそうだったが、分野は違っても次男もやっぱりそうみたい。
学ぶと決めたら学ぶ の姿勢、勉強が忙しすぎて家庭教師なんていうのも含めて バイトなんてやっている暇は本当にない。
別の理由に、雇用形態が厳しすぎていわゆる日本の学生のバイトやパートなんていうのが存在しないということもありますけどね。
以下フランスの雇用形態を簡単に:
・雇用時に契約書必須
・雇用形態は以下の2つ
1: CDI (Contrat de travail à Durée Indéterminée) 無期労働契約
その名のとおり期限なしの雇用。被雇用者側の権利が より守られており、企業側の負担の方が大きい契約。例えば解雇等が非常に面倒な手続きになる等いろいろ、よって企業側はこの契約での採用に慎重。
2: CDD (Contrat de travail à Durée Déterminée) 有期労働契約
日本でいう契約社員でしょうか。契約は 最長18か月、更新は1度のみ の法律のため雇用側はこの契約で永遠と雇用し続けることはできない。通常はこのCDDで採用されて試用期間を経てCDIに契約変更となるケースが多い。
※ CDDとCDIは雇用期限に関する定めなので、就労時間には関係なくCDDの無期限契約で、就労時間はパートタイムというのも普通にあります。働くお母さんなんかに多い。
時給 額面10,03 €(現在のレートで換算すると約1200円くらい?)/ 手取り7,72 €
月給 額面 1.521,22 €(約18万円くらい?)/ 手取り1.171,34 €
※ 因みに、こちら小数点とカンマの使い方は日本と逆、ややこしいでしょ?
・労働時間 35時間 /週
・有給 2.5日 /月 30 労働日 /年
※ 経済大臣だった頃に、従来の 夜間と日曜の労働を禁止する法律 を改正したり(マクロン法)、被雇用者に有利にできている現労働法を やや雇用者側より に改正しましょうかってことでその他の事案も含め色々議論を呼んでいるのが現大統領。
次男の話にもどります〜。
専門教科の水泳授業2日目には、さっそく自分達の泳いでいる姿をクラスメートと動画にとりあい、今後色々な方向から分析と改善を目指すらしい。
本年度の終わりにはタイムを5〜6秒縮めないといけないらしいが、それに向けてテクニックを学びながらフォーム修正、補強運動なども加えて小グループに別れて研究しながらそれぞれが最終的に結果を出す方向に向かっていくという目標みたいだ。
のちには水中カメラなども使用したりして泳ぎの詳細をチェックするのかな?
日本やUSAの大学にある一般教養の工程はないみたい。それは高校卒業試験のバカロレアで完結しているということなのだろう。だから大学(Université)は3年制で、大学1年生からいきなり専門とする勉強に突入なのかもしれない。
さあ 次男、これからどうやってタイムを縮めていくんでしょうかねぇ。
私も動画とってもらって細かく分析してもらいたいわ〜(笑)
それにしてもなんだか楽しそうだなー。
栄養学っていうのも相当気になるし、長男の経済学系に比べたら、こっちはなんだか面白そうで興味しんしん。
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走りに行こうかと思ったけど、先日のNewエンペラー 2回目で、治りかけていた豆の上にまた2cm大の血豆ができてしまい、中の血を抜いたけどまだ痛いし、
ならばプールがいいかな と思ったが、森でこけた膝の傷がまだじゅくじゅくだし、
アリヨナのピラティスのクラスは、この眼が目立ってシニアのおばちゃん達から質問の集中攻撃受けそうで面倒だし・・で 、
「若いっていいなー」と思いながら、こんなのを休憩時間に掲載してみる
おーい 終わり、落ちてるぞー!