We are at war
昨日の20時に早速マクロン 大統領の次の指示がありました。
専門家の指示によると、各自が他人とのコンタクトをできるだけ少なくするのが今拡大を防ぐための一番のプライオリティである。
ついては明日の正午から最短15日間、外出にとても強い制限がかけられます
- 可能な全ての企業はテレワークを実行する、不可能な場合は感染対策として決められた規則を守る
- 規則に反した場合は罰金
- EU連合の共同決定により、17日の正午から、EU圏とシュンゲンに加盟している国への国境を閉鎖。30日間、EU圏内外の国との移動を停止。海外在住のフランス人と滞在許可書を所有の者で、帰国希望者は滞在先のフランス大使館または領事館にコンタクトして帰還願いを出す。
- 進行中の年金改革と市議会選2回目は延期
- 経済面:税金と社会保険料、銀行貸付返済、水道、電気、ガス、家賃など支払い延期。国として3000億ユーロを上限に保証予定。
- 感染者が多く医療機関が飽和状態になっているアルザス地方などには軍による野外病院を作り、重症者の移動などにも軍が関与
- 第一線で戦う医療関係者を国全体で助けましょう
- 医療関係者にたいして、国の費用で、子供達の保育施設が利用可能になり、タクシーを利用しての帰宅や最寄りのホテルに宿泊可能となる
- マスクは依然として一般医をはじめ医療関係者をプライオリティーとして確保されています。感染多発の25県に明日から、それ以外は水曜から各薬局に配達されます。
- 間違った情報に惑わされず、落ち着け、パニクるな
その後、1時間ほど間をおいて内務大臣が具体的に指示
- 17日の正午より15日間(延長の可能性あり)より厳しい移動制限開始
- 基本的には自宅待機
- 以下例外として誓約書を携帯の上 許可 (誓約書?って何かしらん)
1、テレワークが不可能な人の自宅から職場への移動(職場からのテレワーク不可の証明書必要)
2、居住先から近場のスーパーなどでの必需品の買い物
3、医療関係業務の移動
4、子供の保育、弱者のヘルプのための移動
5、若干のフィジカル アクティビティのための外出
- これらに従わない場合の罰金は現在38から135ユーロ
- 1m以上の対人距離を確保する、手洗いは頻繁で綿密に、アルコール消毒も利用、挨拶は接触なしで
その後、昨夜中に 政府(GOUV.FR)から携帯に一斉SMS
詳細の明記されているサイトのURLが添付されており、
その中に疑問のあった誓約書の雛形が添付されていました。
タイトルには「外出に関する例外的証明書」とあり、
内容は
「以下に署名の私、XX(生年月日、居住先)は2020年3月16日のCovid-19に関する移動制限の規約にのっとり、自身の外出は以下の内容に基づくものであることを証明いたします」
として前記の5項目が書かれており、個人的に一番気になる「5、フィジカルアクティビティのための外出」欄には「若干の自宅周辺における集団スポーツ以外の単独の運動、またはペットのための必要不可欠な外出」とありました。
走れるのは本当にありがたい。やっているスポーツがラニングでほんとよかった。
こうなると早朝に自宅周りをぐるぐるですかねw(ぐるぐるは慣れてますけどね)
「若干」の程度具合がひっかかる(普通の人と感覚がずれてたりしますでしょw)
水とかでなくて 身分証明書と この誓約書を持って走るww
そして外出者は警察によってチェックされるとのこと。
この異常さが、異常すぎて不思議。
今朝の街の様子
混み合っているのではなく建物内に入れるお客さんの人数が数人に限られているので
こうやって1mずつ間隔をあけて、外に長い列ができています。
マクロン の20分強のスピーチの中で「Nous somme en guerre」(We are at war)というフレーズが6回も繰り返されました。
この言葉はテロの時を思い出させられる。
これは非常事態宣言ですね。
Mes chers compatriotes(親愛なる同胞よ)
フランスは今とても厳しい時の中にあります。
いつこの戦いが終わるのか予測ができません。
が、私は確信します。
私たちが より一致団結して行動することが、より早くこの問題を克服することになります。
あと数時間で正午になっちゃうよー。
EU圏の国境が閉じられ、外出に一層の制限がかけられる。
私は(まだ誓約書不要の)正午になる前に走ってこようかともおもったけど(あほ 笑)
ちょっと様子をみることにします。