とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

毎20時のスタンディングオベーション

いよいよパリを含むパリ近郊地域 ( Île-de-France )が国内で第2に多い感染圏となった。

昨日の厚生大臣の発表によると、ここで戦略を変更し、検査をしまくることにしたらしい。実際の数とか方法とかはまだ未発表だが、「検査数を ただ単に増加させる という意味ではありません、test, test, test・・」 と言っていたので相当大規模な検査を予定しているんだろう。

 

今回のロックダウン(Confinement 幽閉生活)ショックに対応するために、精神面でのアドバイスもよく目にするようになった。そんな中で一人の精神科医の話す動画の内容がよかったので書き出してみる。(文字にするとよりクリアになるので)

1、今回のConfinementの指示であなたの中に発生している感情はなにか をまず理解する。

それは 恐怖、怒り、不安 etc... 危機の時に発生する感情は個人によって全く異なるのでよく見つめ考える必要がある。

その感情が何かを識別したら、次にその感情と会話をし、誰かとシェアすることが大切である。その感情を自分の中に閉じ込めることは絶対によくない。現在、生活を極限に制限されているわけだが、幸いにもこの時代は、距離がある人とも会話できる手段は多くある。そうやって身近に人と会話する、必要と思うなら たくさんの精神科医がオンライン診察を受けつけているので利用してみる。

 

2、ネガティブな感情を受け入れる。

この稀に見ない状況の中でネガティブな感情が発生するのは普通であり、それは恥ずかしいことではない。ただし「ネガティブな感情を受け入れる」というのは、ネガティブの中に沈んでいくということではない。まずはネガティブな感情を認識し、理解する。それができた時に初めてそれに対処する行動ができるようになる。そうして自身の情動状態(比較的急速に引き起こされた一時的で急激な感情の動きのこと)に気づき、ほどよい程度に調整することを Emotion Regulation(情動調整)という。それは大なり小なり日々の生活の中で 毎日気づかずに行われていることであるが 今回はあえて大げさに行ってみる。

 

3、制限された生活の中でポジティブを見つけ出す。

現在の状況を別の角度から見直してみる。その中でも最もポジティブと思うアングルから見直してみるとネガティブな感情が減少する。この幽閉生活の中で、例えば恐怖や苦痛は普通に発生するはず、その場合はシンプルにただ家の中にいることにしてみるのはどうだろう。

おそらく、今、多くの人は、少しでも屋外にでて頭の中を空っぽにすることが健康的で自身が気持ちよくいられる状態になると考えていると思う。それはもちろん正解で、そう考えることは普通である。しかしあえてここは、この幽閉状態の中で見つけられる一番ポジティブなものは何かを考えてみる。例えば、まずこのConfinementは私たち全員を監禁する目的のためにではなく、「守る」ために決められたことである。「守るため」それはとてもポジティブなことを意味する。他にもこの厳しい現状の中で考えられるポジティブなことをいろいろ探してみる。そしてポジティブなことを見つけたら、周りの人と分かち合う。人の「感情」というものもウィルスと同じ様にとても感染しやすいものなので、ポジティブの波を周りに広げるてみる、そうするとその波は自分にも跳ね返ってくる。そしてその波は今この世の中のどんな人にも歓迎されるはず。

 

4、気を散らしてみる。

まずは内側から。過去のとても楽しかったことを思い出してみたり、この状態が永遠に続かないことは確かなので、規制が終わったらどんな楽しいことをしたいか などと考えをめぐらしてみる。

もう1つは外側。例えば家の中でできるスポーツをしてみるとか、庭やバルコニーがあるならできる範囲のガーデニングに没頭してみる、テレビをみる、読書する、子供達と十分な時間を持つ等・・普段の生活ではついつい流してしまいそうなアクティビティを見つける。それらのアクティビティが少しずつ気分を回復させ、ネガティブのスパイラルに入らないようにしてくれる。

 

5、呼吸系エクササイズをしてみる。

ポジティブになる簡単な呼吸系エクササイスはたくさんあるのでネットで探してみるとよい。

呼吸系エクササイズには、呼吸に意識を集中させることで、ストレスの原因になるような思考から頭を切り離してくれる作用がある。

例えば四角形エクササイズ。

4秒かけて最大限に息を吸う → 肺が満タンになったら4秒息を止める → 4秒かけて息をゆっくり吐く → 肺が空になったら4秒息を止める のサイクルを数分続ける。

これはネガティブ感情を落ち着かせる効果がある。

 

なんか政府の誘導にあったような気もするが(笑)実際に私の目先を変えてくれた。

 

私:アントワ〜ン!「オンラインパーソナルトレーニング」やんないの〜?

ア:できるよー。

外を走れる時間が 20〜30分まで に新しく規制されたね。 やってらんねー ワハハ

 

今日のトレーニング:

ボーイズと3人でやりたかったが、リビングが小さすぎて、でかいの2名と私で 3人は無理w。

毎回私に どちらかが加わって2名で受けることにした。

まず今日は次男と。

 

あはは、どこにおるん?ww   とりあえずうちにあるツールはこんだけ・・

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画面から「膝が前にですぎー、尻あげすぎー落とせー、息止めるなー」のアントワンからの細かい注意が飛びまくる ww

プランクなんか 次男より全然私の方が平気だったりするの発見(笑)

ア:みたか!テーくん

君のママはまるで戦車のように強豪だろ ワハハ

 

 

毎20時の国営チャンネルのニュースで重要事項のアップデートがあるので欠かさずみている。

数日前 患者数が多い地域の病院周辺のアパートの住人達がそれぞれバルコニーや窓辺にでて、 1日の戦いを終えて疲れて帰宅する医療関係者に「今日もありがとう、お疲れ様でした」の意味を込めて大拍手喝采するシーンがあった。

それから毎日どこかの病院近くの喝采シーンで番組が始まるようになり、その波がどんどん広がった。今は、病院近くでなくても毎20時に皆が窓を開けて医療関係者に「今日もありがとう」のスタンディングオベーションが習慣になりつつある。

そんなシーンをみると、皆 自分にできることはないかと考えるはず。

私たちにできることはある、

それは「自宅にとどまっていればいいこと」、そんな簡単なことだった。

 

<3月のまとめ>

Distance: 167.26 km

走った日:12日 

 

医療関係者の皆様

今日もお疲れ様でした。

そして、今日も ありがとう 💕 メルシー

 

次の誕生日プレゼントを待たずに、夏のセールで スピンバイクだわww