アリちゃんの脱出物語
スポーツクラブやヨガステュディオのインスタにいくと 大抵がライブをやってるので探さなくてもよくなった。
ちょこちょこっと家事や仕事をして、あっライブの時間だ!って感じなので、毎日がスポーツウエアです。
今日のコロナ系アップデート:
- ICU病床数 5000床から、9000床に拡大済
- 感染患者総数 59 105人(+ 4 861)
病院での現在までの死亡者数 4 503人(+ 471)
老人ホームなど病院以外での昨日までのコロナ関連死亡者総数 最低見積 884人
入院患者総数 26 246人、蘇生病床患者数 6 399人(+ 382)
入院後回復した患者数 12 000人
- 内務大臣より
ペーパーやインクがギリギリだった皆様に朗報です!
「4月6日よりスマホを利用したデジタル外出証明書が利用可能となります」
個人情報保護やハッカー防止のシステム構築のために時間がかかりました
従来のペーパーベースもあわせて利用可能
検問では警察にQRコードを提示し、警察はスキャンするのみなので直接のコンタクトがありません。
外出時に一度記入力した時間は変更できないシステムで、スキャンした時に警察が入力時の時間なども含めて確認することができます(例えば 出発時間を空欄にして、検問直前に時間を入力したらバレるようなシステムらしい)
>ボーイズが、
あーあ これで、もう絶対スポーツや散歩目的で1日2回とかでられないからw
時間もごまかせないからw
もしかして1km圏内からでたら、携帯からアラートがなって「ただいま1km圏外です」と表示された途端にパトカーが駆けつけてくるんでないの?(笑笑)
昨日はアリヨナに 退出証明書のコピー数枚と消せるペンを郵送
(ペンは自宅にあったピンク色w。こちら数年前から郵便局もセルフ、機械で重さを測って出てきた切手シールを貼って投函で対人でない。最初は不便だと思っていたが今となっては気が楽)
送付したことをwhatsappでメッセージしたら、電話があった。
「さっきやっとニューデリーの空港ホテルについて、本当にホッとしたのよー」
その後聞かされたストーリーが非常に興味深い。
帰国の手配ができたら連絡するとフランス大使館から連絡待ちの数日後、午後3時頃に連絡あり。
大使館:今日の夜のチャーターバスでニューデリーに移動してください。空港までのチャーターバスのミーティングポイントはXX市です。
ア:えええー!こっ今夜!(シャワーからでたところw)
警察から取得する移動許可書はどうするんですか?
学校からも連絡してもらったけど、揃える書類のリストが多すぎて準備できてません。
それと、私のいるところからそのバスの集合場所まで約30kmあります。
大使館:こちらで許可書は手配中。タクシーをXX時にそちらに向かわせるので、その前に学校経由で許可書を受け取ること必須
無事タクシーにのり、検問も通過してチャーターバスの集合場所に到着
ミーティングポイントには現地のバスとは比べ物にならないくらいのモダンなバスが3台待っており、ヨーロピアンが集まっていた。
乗車を待っている間に近くにいた同じくヨガ修行のドイツ女子と言葉かわし知り合いになる。
そのドイツ女子はこのシチュエーションに参っていてガタガタ震えていた、皆同じ様な状況でやっとここに辿りついたと思われる。
チャーターバスのリーダーらしき人が現れて説明を始める。
リーダーは まずはじめに 自分はEU代表としてこの場にいるドイツ大使館員だと説明した。
それを聞いた途端に、隣のガタガタドイツ人女子の顔色が好転し「Yes!もう大丈夫!私たちは無事に帰国できる!」と叫ぶw
各自にゴム手袋、マスクが配られ、熱のチェックを受ける。
(ここからが面白いです)
1台目のバスはドイツ人専用:搭乗者総数 5名
2台目のバスはフランス人専用:やや混み合っている(インドでは人と人の距離は5mあけなければならないが、それは無理な混み具合)
3台目はその他のヨーロッパ諸国:「1mも無理だろうー」の混み具合。その中に自分たちはイギリス人だという2名がいて、「私たちは(Brexitしたのですが)このバスに乗れるんでしょうか?」と涙目、ドイツ代表が「大丈夫だ」と承認をだす。
バス集合地点から空港までも同じく30km、ニューデリーに近づく毎にどんどん検問が厳しくなり、ほぼ1kmごとにインド軍隊からの書類チェックを受けるようになる。対応しているのはドイツ代表と各バスの運転手。ドイツバスが通過した後にフランスバスがなかなか軍隊から通してもらえずトラブっている時ドイツバスが迂回して戻り、ドイツ代表がバスを降りて軍隊に掛け合って残り2台のバスの通過をパスさせるという場面もしばしば。
そんなこんなで無事ニューデリー空港に到着
帰国便はまだ不明だが手配が出来次第連絡するので、それぞれが空港ホテルで待つようにとの指示。帰国便はそれぞれ各国に直行便の予定だが、ドイツ人は無料、フランス人を含めその他は1人500ユーロかかると説明。
そのあとバスにもう一度乗り込みホテルへ
ドイツバスは ハイアットリージェンシー
フランスバスは Ibisホテルへ
第3バスは空港端の方に消えた
無事ホテルにチェックイン。
チェックイン時にホテル代とルームサービスの食事は国によって負担されているので全て無料と説明を受けホッとする。
部屋にはパサパサのパンとインスタントコーヒーの粉と湯沸かしポットが用意されていた。
とりあえず何も食べてなかったので それらをがっついていたところに、ドイツ人女子からwhatsapp
「ね、言ったでしょ! 私たちはこれで無事大陸に帰れるからもう大丈夫よ!」
そして、その添付画像にあったのは、クロワッサンやブリオッシュ、フルーツがのったお皿と、銀のポットに入ったカフェだった(笑笑)
ここでの留意点は以下2つ
アリちゃん、本当に仏人国籍取得しといてよかったってこと(出世国と二重国籍 こちらダブルまたはトリプル国籍が多いです。私が二重国籍にできないのは日本側が許可しておらず、仏国籍を取得すると自動的に日本国籍を喪失するから)
そして、「EUのボス」は誰だってことが これではっきりしました ww
ニューデリーからまだ再連絡ないけど大丈夫かな?
無事帰国便に乗ってるといいけど・・