とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

今週のいろいろ

無事大学院1年生を終わらせ、パリ祭の前日に誕生日だった長男、この9月からの1年は実際に社会にでて見習い研修の年です。その後もう一年学校に戻り2年目を終わらせて学院終了となるシステム。

こちら新卒研修なんていう優しい企業システムはなく、大学または大学院終了までに自分の学んできた専門分野で研修して、卒業の時点である程度 実践戦力になるようにしておかないと就職先はございません!w

で、初めてのスーツを買いにデパートの夏のセールに出かけたんだけど、暇だからもあってか、スーツセクションのスタッフが素晴らしかった。

年季の入ったマダム、ゲイのムッシュー、呼び出されたサイズ直しのアジア系マダム、ベルトセクションの青年、シューズセクションの彼・・・数人集まって、あーだこうだとやってくれた(えーえー 2着のスーツとYシャツ etc..を買うのに2時間半かかりましたよw)

うちのボーイズ、水泳の肩だから上と下のサイズが全然あわずお直したくさん。半額セールなのにワイシャツのサイズ直しまでしてくれて、まるでセミオーダーメイドで恐縮。

スーツからでるワイシャツの袖の出具合、ズボンの長さと靴の種類の関係、ワイシャツの襟のタイプの色々、スーツと靴下と靴の色あわせのルール、革靴にベストな靴下素材 e.t.c・・あんなにたくさんルールがあるとは知らなかった。

途中で「それはなんで?」なんて私がチャチャ入れると、もう止まらなくなるほどに色々教えてくれる。自分の専門分野に相当自身がある模様。なーんだ、フランス人いつもグダグダいってるけど、その調子とチームワークで頑張れば経済回復も可能性あるよ・・なんて心の中で見直した。

で、ちょー久々にデパートに行ってみて他に気づいたこと。

各有名ブランドブティック内にいらっしゃる、まだ数名だけど、まさしく大陸の方からの旅行者、絶対EU在住でない風のご家族やグループ。 あれ?すでに?? おかしいなEUは中国にはまだ国境オープンしてないはずなのに・・

そして別の用で外出したら・・・漢字が書かれたカンコーバスーー発見!!(déjà デジャ? / already? もうこんなに早く〜?? で 倒れそうになりました)

どうやって入ってこられたんだろ?って考えたら・・なるほど日本か韓国でパリ直行便に乗り換えてこれば14日隔離なしのスルー入国。外交の基本、同じ条件の相互主義に反していてどうしてEUは均衡にならない日本の条件を受け入れたの?と思ってたけど、これだわ、たぶん。

元々パリの観光業は、アメリカ人と中国人がこないとダメだと言われている。

(テロ後4年経ってやっと前のように戻りかけてるところだったのに・・)

USAは今全然ダメだし・・(先日CNNをみていたらインタビューに答えていたアメリカ人女性がコロナに関して上手いことを言っていた。「やっとトンネルの先に出口の光が見えたと思って急いだのよー。そしたらその光はこっちに向かって走ってくる高速列車のヘッドライトだったの」・・w)

USAがダメとなると、やっぱりお金落としてくれるのは今やあの国の方々しかいないもの。しかもこんだけコロナの被害が酷かった(まだ終わってないし)ヨーロッパに早速旅行に来たいと思うような、たくましい精神、流石の国民性を再認識。

 

 

こちらもここ1週間くらい前から新感染者数が毎日600を余裕で超えるようになった。

7月17日の新感染者数:836

死亡:14(全て病院 パリ/パリ近郊  1)

ICU:477(パリ/パリ近郊  235 平均年齢 60歳 患者数は今も少しづつ減少

調査中のクラスター:97(パリ/パリ近郊  28、パリ8)

 

 

パリ祭の日のスピーチで、殿下より「8月1日から室内はマスク必須にする」とのお達し。その後前倒しとなり、明日から 家以外の室内はマスク必須、しなかったら135€(悪質な場合は235€でした)の罰金。今までは公共交通機関内だけでしたけど、スーパー、小売店、食品店などなど閉鎖された空間はマスク義務ということです。私は普段から閉ざされた空間では一応マスクしているけど、改めて罰金とか言われるとちょっと憂鬱。まぁ またロックダウンのときの気持ちに戻ればいいんですけどね・・

個人的には、朝走りに行って帰りにパン屋に寄ることが多いので、マスクかバフをポケットに忍ばせるのを忘れないようにしないとだ。これからは、公園のトイレ用 2€コインのお守り、携帯(クレジットカード入)に加えて「マスク」はランに出かける前の必須3点セット。

 

 

先日パリ・マラソンからメールがきた。

どんなコロナ対策を考えているのかと楽しみにしてたが、「国策のルールに従って最前を尽くします」のみでちょっとがっかり。

要は7月末日までに11月中旬のレースにでるかどうかを決めて「回答せよ」ということだ。

以前のメールにあった通り 入金済みの登録費はクレジットされて2021年12月31日まで同主催者が催行するどんなレースにも使用可能、未使用分は2022年以降に返金。

主催者側はまず どのくらいの人が出場希望をしているのか知ってから対策を考えるってことかな ?なんて思いながら、2019年のパリマラソンの統計を見てみる。

- 平均年齢:40歳

- 女子率:27%(私が初めてフルマラソンに出た13年頃は、女子は1万人未満で、周りはおっさんばっかりだったのに・・)

- 参加者:フランス人 約4万人(67%)、外国人 約19000人

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なーんだ、もっと外国人が多くて参加者は大幅に減るかと思っていたけど、フランス人が多いわ、これじゃぁ 参加者 1万人以下なんてことには絶対ならないわねw。(今年は参加者が数千人のパリマラソン・・なんていうのをちょっと期待していた)

しかし参加者の多い外国名リスト、上からイギリス、アメリカ、ドイツ、ベルギー、イタリア、スペイン、オランダ、スイス、ブラジル と軒並みコロナにやられた(やられている)国ばかりじゃん 💦

 

11月のレースがキャンセルになった場合も結局はクレジットになるから、わざわざ「出場しません」を選ばなくても「もしかして・・」のチャンスを残してもいいかと思ったりしたけど・・

→ コロナの状況は今よりも寒くなる11月の方が悪いに決まっているでしょう?

→ もしも、より状況のよい今、レースが開催されるとしたら走るか?

→ 今であってもでないわねー(ICUの数値からか、最近政府のいうコロナ脆弱年齢が下がり60歳になっているのが気になる。前は70歳からだったはずだのに・・)

ついては、未練がましくならないために、7月末を待たず「でません」にさっさと登録

 

普段なら気分が晴れる夏時期なのに、こうやって少しづつコロナ冬眠に向けて身の回り整理をしているようで気持ちが沈む w

 

ここのところの日本のことは、歯医者さんなんかも含めて私の周りではあんまり心配している人はいない。「感染者数は増えたって日本人はどうせ重症化する人はごくわずかだろうし・・」な感じw でスルーされてます。

 

今日も暑い・・出遅れて25度超えた(湿度は比べ物にならないでしょうけど)

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公園はようやくガーデニングが進んできた。

夏はやっぱりダリアですね。

テキトーに植えてると思ったら一応なんかプランがあった模様w

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んだけど、マロニエは着々と秋の準備してるのよね。

 

本日も長々とお時間とらせました。