とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

ロックダウンより全然マシ

昨日の夜は殿下じきじきの登場により、2週間の秋休みに入る今週の土曜(18日)の0時より夜間外出禁止令がでた。

- 全国的な規制ではなくパリとその周辺郊外のÎle de france地域 とその他の8つの地方都市に対するもの

- 現在のところ4週間の予定

- 21時から翌朝6時までが外出制限時間

- 現在営業可能となっている対象地域の全てのレストラン/カフェ、劇場、映画館などは21時に閉店必要

-(2週間後のバカンス開け後も)小中学校、高校、大学は閉鎖しない

(現在うちの次男なんかの大学では隔週に出校が必要となる実技授業を8時から17時まで毎日みっちり、次の週はネット授業ばかりという1週間おきのサイクル)


- 春のロックダウン同様、例外的案件あり(職場からの帰宅、緊急案件における移動などその具体的対象案件は後日発表予定。春同様に警備中の軍隊やポリスへ外出許可誓約書の提示が必要となる)
- 違反した場合の罰金は135€、再犯は1500€


- 公共交通機関の運行は通常運行
- 地域間の移動制限はなし。万聖節のバカンスに伴う移動も可能(対象地域から規制外への移動/ 旅行は可能ということ)

他には:

-「6人ルール」を強調。室内での集合やレストランで同じテーブルにつくのは6人まで

- 1m以上の距離、頻繁に手洗いやアルコール消毒、1日に3回以上10分程度の換気、マスクの使用を再強調
- 友人や親戚家族を家に招く場合も、食事時以外はマスクの着用を強く推奨

- テレワークは義務化なし(個人的には逆に出勤を推奨していた印象。なのでうちのもテレワークは週2回までの現状通り)


- コロナの検査に関する問題は、検査はできても結果がくるのに遅れがでているのが今の問題点。検査場所が小さなラボに細分化されてすぎているのが問題らしい。有料化は解決策とはならず無料を継続の上、近日中に新しい抗原検査が可能に(15〜30分で結果が判明し、薬局や自己検査も可能だとか)


- 改良した新たなコロナ追跡アプリを10月22日にリリース予定(レストランや人が集まるところに出た場合のみ bluetoothをオンにする等・・)


- ホテル、カフェ、レストラン、観光業、イベント、文化、スポーツ等の影響を多大に受けるセクターには支援を追加

- 貧困層には具体的に、今後6週間の間に1人あたり150€(約2万円)に加え、その子供1人につき100€の特別手当を支給

 

今回はいつものようなエリゼ宮の執務室からマクロンの一方的なスピーチでなく、2大TV局のトップジャーナリスト2名を迎え、ライブでつっこみ質問を交えた上での発表だったわけだが・・

スピーチの中で個人的に印象に残ったのが、

- このウィルスは全ての人に危険であること

- 守らなければならないのは高齢者と脆弱者、そして医療システム

- 若者は重症化しないので関係ないということではなく、今ブレーキをかけないと自分の親や祖父母など家族が感染し自に返ってくるということ

- 政府はそれぞれの個人的挙動細部まで管理できないので一人一人が注意しましょう

- コロナの件で一番被害を受けたのが20代前後の若者。授業はなくなり、研修も難しく、就職や将来の不安など・・受けた影響は計り知れない。これで今回、若者には必要な仲間と集う自由まで取り上げられるのか!ということではなく、6人以内で感染対策を守って集会の機会をもうけてくれ

(大勢で一度に集まれないが、6人以内で何度も集まる機会を儲ければいいではないか・・ww と聞こえた)

 

- 「この状態が最低来年の夏まで続く」というのは全ての専門家の意見が一致しており、そうなるのは間違いないので当分コロナと共存していくしか方法はない。

(だから現在1日の新感染者数が2万人平均から、3000〜4000人/日のゆる〜い目標かしらんw アジアの国からしたらびっくりの低めの目標だけど、でないと長期戦なのでラテン系にはムリということもあるw)

 

しかし北欧ならいざしらず、21時が制限だと一般のフランス人はレストランにも友人宅にも集まれないわ。ディナーは早くて20時からが日常だもの。

 

この「夜間外出禁止令」という言葉、英語では「Curfew」・・アメリカ留学の最初は学生寮に滞在だったので、なんとなく頭の片隅に「門限、外出制限」で残っていた。

フランス語では今回初めて知ったが「Couvre feu」という言い回し。

Couvreはカバーする、つまり覆うこと、feuは fire 🔥 だ。

それが語源で英語のCurfew。Curfewとして覚えるのは面白くないけど、その語源がわかっていたら本当にさっと頭に入っていたと思う。

「Couvre feu」という言葉を聞いて直ぐに「中世かよw」と思った。

その昔、お城の門を閉める時に外灯 🔥 を消していた時間= 門限 / 外出制限というわけで単語そのままのイメージ。 

遠い昔の、大学のESLでスピーキングは私と同程度なのに、やたらとTOEFLの点数がよかったヨーロピアンのからくりがわかった。単語は知らなくても大抵想像できるw 英語の語源の半分はフランス語源(ラテン語源)、半分はドイツ語源ですものね。

 

 

私には今回の夜間外出制限はあんまり影響ないけど、早朝 & 夜 ランが習慣のランナーにはまた新な試練だわ。

 


ファッションウィークの置き土産
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マヨネーズはキューピーがよかった

この中で一番うれしいのが「サランラップ」w

これは海外のふにゃふにゃラップを使った人にしかわからない一番ありがたいお土産です。
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そして、このお煎餅のおいしすぎさにびっくり。

57年近い人生の中で一番美味しいお煎餅に出会ったと思う ww