とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

新な未来のためならしょうがないか

冬の季節のチーズ「モンドール

フランスとスイスの国境付近にあるジュラ山脈のモン・ドール(金の山の意味)が産地。

フランスのチーズの名前ってほとんどが原産地名だってご存知?(多分イタリアなんかも同じ)

どんなに見かけや味が同じでも、その地域外で作られたのは同じ名前を名乗れないのよ。
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こうやって上の皮をとって食べます。

周りの木皮の香りがチーズ移っていて本当に美味しい。

スイス側とフランス側とは微妙に味がちがっていて、スイス人も混ざっているうちのボーイズとNonスイスの私はとどっちの味が美味しいかっていつもバトルになるw
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昨日はエリゼ宮からマクロンのスピーチ。もちろん今後の方針についてです。

とりあえずロックダウンは続行ですけど、12月1日、15日、1月20日と3ステップでだんだん緩めていく方針。

まずは、10月26日から1ヶ月のロックダウンの結果報告から

新感染者数:11月初旬の6万人平均から、先週は2万人平均に

(ちなみに一昨日は4452、昨日は9155で桁が一つ違うので、最初どっかの国の見間違ったかと思いましたw)

入院者数:33500 → 30600

ICU: 4900 → 4300

死亡者総数は残念ながら5万人に達した

国民健康保険で「長期治療を要する疾病」のカテゴリー対象に

またロックダウンによる精神的なダメージによる精神疾患も同等の対象に

 

本題:

ロックダウンでウィルスの感染にブレーキをかけることに成功したわけですが、北半球の国々、特にヨーロッパ、USA、カナダ、ロシア方面では引き続き強い感染が発生しているため、今後まだ数週間に渡り目標に向かってウィルスをコントロールし落ち着かせなければならない。

目標とは、数字上では1日の新感染者数が5000人、ICUが2000〜3000人

そして、できるだけ多くの命を救い、感染をコントロールすることを引き続き目標に継続していく。

 

カレンダーに沿った具体的な詳細は以下のとおり

第一段階の11月28日より:

ロックダウンは基本的に継続し、外出時の外出証明書作成は引き続き必要。

可能な限り家にとどまり、できるだけテレワークを続け、私的会合や家族の集まり、不必要な移動は控える。

- 緩和点として、「散歩や運動のための外出は、自宅から半径20km以内、3時間までに拡大」(今の1km、1時間以内に比べたら、あーやれやれ ww)

- 放課後の屋外スポーツ再開可能

- 礼拝は30人までの集まりまで可能

- コロナ対策を厳しく守った上で全ての商店や自宅への来訪サービスは21時まで営業可能(例えば店内での一人あたりの空間は8平米の確保必須となるという噂・・)

 

第二段階の12月15日より:

1日の新感染者数が5000人、ICUが2000〜3000人の基準に達した場合、ロックダウンを解除。

- 移動に関する距離や時間制限はなくなり、家族でクリスマスを祝うことができる

- 屋外での子供用のスポーツ活動可能

- 映画館、劇場、美術館はオープン

ただし、大人数の集まりやアトラクションパークなど人が集まる場所は引き続き禁止。

レストラン、バー、ナイトクラブも引き続きクローズ。

年末年始のバカンスのウィンタースポーツの施設やスキー場などもクローズの可能性が高い、これはEUの隣国の国々とも相談の上、調整していく。

- ロックダウンを解除した場合も21時〜7時までの夜間外出禁止令は引き続き継続のこと。ただし「12月24日のクリスマスと31日の大晦日の夜間外出禁止令は特別に解除 ww」

個人的な友達、家族同士の集まりはコロナ対策をしっかり守り、換気に勤め、「家族の場合も同居以外の家族間では室内でもマスクをしたままにしましょうww」

 

第三段階の1月20日より:

(おそらく年末の集まりでコロナの感染数が上がるでしょうけど)もし状況がよく、1日の新感染者数が5000人、ICUが2000〜3000人にの条件をクリアしている場合ば新しステップに移行できる。

- スポーツジムとレストランなどの飲食業は営業可能となる(まだ2ヶ月近くあるし・・本当にジム関係と飲食関係は大変)

- 夜間外出禁止令は解除される

- 現在半数の出席で1週間交代としている高校は通常通りにもどり、その15日後に、大学以上の高等教育も通常の受講形態に戻る

 

15日ごとに状況を精査し、結果が悪い場合は規制を厳しく戻すこともありうる。

引き続き国民が一体となって第三波と3回目のロックダウンを避けなければならず、それには3つの武器を使ってコロナと戦っていきましょう。

 

第1:コロナ対策のバリアーゼスチャーを厳密に守るという責任が国民一人一人の手の中にある。マスクの着用、距離を取る、手を洗う、換気するといった対策を引き続き厳密に継続しましょう

 

第2:コロナのテストについて、現在ヨーロッパで最大の検査数(1週間に約220万以上の検査数)であるが、1月以降PCR検査は24時間以内、薬局の抗原検査は30分以内に結果がでるようになる。抗原検査は学校や高齢者施設で多く実施予定。

濃厚接触者をより把握し、感染の連鎖を断ち切るための体制を構築するにあたり、コロナトラッキングアプリを最大限に利用してほしい。現在の登録者は1千万人を超えている、引き続きみなさん積極的に登録しましょう。

 

第3:ワクチン

最初のワクチンは12月末から1月はじめに接種可能になり、その次の第2弾は春頃となる。EU共同体レベルでワクチンを購入し、その数は各国の人口に合わせて平等に分けられる。ワクチンに関する経過や情報は完全にクリアに国民に公開され、接種については義務とはならない。最初にワクチン接種の対象となるのは脆弱者と高齢者になる。

 

経済面:

- 部分的失業制度、不安定な状況にある人々に対する一時的給付や失業保険給付の延長、企業・個人事業主には政府保証付融資など第一回目からの補助は引き続き継続

- 低所得世帯、奨学生、それ以外の対象となる若者に150ユーロ給付予定

- 低所得世帯の子ども1人あたり100ユーロが給付予定

- 今回の休業必須とされるレストラン、バー、スポーツ施設、ナイトクラブなどの施設は、規模に関係なく来年の営業再開まで2019年の年間売上高の20%に相当する額の給付を受けることができる

- 季節労働者、職探しをしている人、最初の就職先が見つからない若者を対象に至急対策を立てる。すでに作成されている政府による若者向け職業斡旋特別サイトを十分に利用してほしい。

 

最後に Mes chers compatriotes・・(親愛なる同胞よ)

この9ヶ月間、我々はほとんど不可能に近い苦境を乗り越えてきており、過去にないほど団結している。これからの数週間は疲れたり、討論がヒートしたりすることもあると思うが、投げ出したり、キレたりせずw、各自が責任を持って行動し、我々の価値、歴史、民主主義、そして我々の強みであるヒューマニズムの下で、共に頑張りましょう。

そして我々は新たな未来を切り開くことができるのです。 

 

がーんばろっと!