たゆたえども沈まず
マクロンのスピーチでは「この3連休から外出は避けて家で静かに過ごしましょう・・」ということか とすっかり思ってしまってたのだが、違ってたw
政府のサイトを見直してみると
- 4月3日(土)の19時から全土で4週間のロックダウンが始まる
- 夜間外出禁止令(19時〜6時)に外出した場合の罰金は135€〜3750€
- ただし県外への移動は4月6日以降から禁止、その例は外家族の緊急自体、子供の移動による付き添いなど
>アレ??すでにロックダウン中のパリ地域も含めてこの連休の月曜までは 県外へ移動オッケーなの?? イースターを考慮ってこと? 意味なーいw
(子供の移動の付き添いとは:こちら両親が離婚の場合、未成年の子供が親と過ごす時間は半々 と離婚時に裁判所から決められるため、子供達は毎バカンスの間も お父さん(側)/ お母さん(側)と半々の時間を過ごします。パリの離婚率50パー)
みんな頭の中が「・・っていうことは、この連休中はまだ動けるじゃんねー」ってことになり、フランス国鉄のサイトは一時的にパンク状態になり、多くの人がパリから地方の実家やセカンドハウスに向けて脱出したw。
田舎在住で(バカンスの日が急に変更になった娘夫婦の)「孫を預かるから楽しみ〜」というシニアカップルがテレビのインタビューに答えていて、私は「えええー!」と思ったけど、ワクチン接種が終わっているということなんでしょうね。
バカンスの度に幼稚園児の頃から孫を預かって、息子/娘夫婦に大人だけの時間を作る、自分たちは親ぬきで孫だけとの直接の時間を楽しむというのは、こちらではおじいちゃんおばあちゃんの役目でもある。 近くに住んでいる場合は、学校がおやすみの毎水曜日とか、夫婦が外出する週末や金曜日の夜は祖父母のベビーシッターの出番なのである(水曜日は主にお稽古ごとやスポーツのレッスンに当てられている為、こちら幼〜小学校は月火木金の週4日制、中学は水曜日は半日)
今この状況で孫を預かる → えええー!って思ったけど、そんな以前の習慣が少しずつできるようになってきたのかナ・・とちょっと感じた瞬間でした。
うらはらに、あっという間に新感染者が 5万人平均/day になった
ピークは 1週間から10日後らしいですけど、6万人はいきそうですね。
来週中旬あたりの結果が怖い。
今日は朝から師匠のファイザーのワクチン接種の付き添い。
昨日、なんだか私の側にきて色々つぶやく
普段から何かとアレルギー体質なの・・・接種場所はあなたのうちから遠くないわよね?・・・明日はなんか予定あるの?・・・前から言っているけど一人暮らしなの・・・今日のランチはピザにしましょう、デリバリーオーダーしといたから・・・
>オッケー OK わかったってば! 付き添いますよw 1人で心細いんでしょ!
>おっほっほー
場所は区役所、玄関前にはパリの紋章、船のマーク
ラテン語で「Fluctuat nec mergitur」と書いてありその意味は「たゆたえども沈まず」
(今、大嵐の中でゆれゆれですけどね、沈まないことを祈る)
お隣にはパンテオン
もともと教会として建設されたけど、今は偉人の墓です
そのお隣に長男が行ってた大学
接種後15分休憩室にいて元気にでてきた師匠をタクシーに乗せ、私はその後Dr. Bへ直行
昨日(金)の夕方に秘書からtelがあり、「待ってました」と飛びついた。
診療所のお引っ越しだったらしい、なんと新しい移転先は私と同じ区にw
グッと近くなりました、そして住所はこれまたなんと私の乳がん担当医の病院の裏側
ここら辺りにわたしになくてはならないドクター2人が集合した感じ。
私が乳がんの手術したクリニックの入院病棟
お庭側の扉が珍しくあいてた。
あの時 窓から見えた見事なバラ園とそん時の気持ちを思い出した。
これが病院?っておもいませんか。
パリってモダンな建物に建て変えられないから古いままをキープしてることが多い。
最初はここで手術・・・なんて不安だったけど、地下にはビックリするほどのモダンな手術室なんかがある。産院もそうだったな。
本題のDr.Bの診察までいこうと思ったけど、話し込みすぎてランチも食べずに午後3時までで・・長くなるため次回へ〜
💰郵便で届いた給料明細書が、久々すぎてとても新鮮であーるw