とりあえず走りだしました!

2017年2月20日に右側の人工股関節置換術をし、2012年から始めたランニングが続けられるのか? の記録です。

2021 パリマラソン忘備録 3

フランス(ヨーロッパ)は、先週末からカトリック教会の11月1日の万聖節(死者の日)に関連する2週間の秋休みに入ってます。日本のお盆のように墓参りに行く人が多いけどバカンスだから旅行する人も多いね。 週末のパリはBritishであふれていたw。

 

 

レースレポが続きます。

ハーフ後、ルーブルの地下を走る1km近くある苦手なトンネルを抜けてやっと着きました27kmのミーティング地点。 いつもはここで応援をもらって、「次はゴールでねー」って通り過ぎるんだけど、今回は自宅から一番近い「ここ」で離脱して帰るかどうか決めようと思っていたので一直線にボーイズのいる歩道に出ていった。

したら、なんと!

ボーイズが走る格好して待ってたw

私:ええええー! あーた達、何?その格好w。お母さんは、もうふくらはぎのクランプでボロボロですw

ボーイズ:膝は痛くないの?

私:いつもと同じ、今のところ酷くなる兆候はない。

ボ:ではここでゆっくりストレッチして、ジェル持ってきたからそれ飲んで、エッフェル塔前の30kmを目指してみよう!

私:えぇぇ〜!それ聞いてないんだけどw・・・

まっでも、30kmのエイドは整体学校の学生さん達の大マッサージスポットがあるよね、それ期待してがんばってみるかw

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エッフェル塔前についたものの、コロナのためか期待のマッサージスポットは開設されておらず、30kmのエイドでボーイズとゆっくりバナナ休憩(もうジェル食べるのが嫌になってきた、水は1本を3人で分けて丁度いい、いつも思うけど1人1本は無駄)

バナナ食べたらなんかちょっとメンタルが戻り、ほんとにボロボロなんだけど、ボーイズもいるしってことで、せっかくここまできたからどこまでいけるか続けるか・・・と、あっさり頭の中が決まり再出発。

(見てこれw 脚が釣りながらも頑張って走ってるんだけど体がめちゃくちゃ傾いてるしww)

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途中、急激の攣りのときは次男の応急処置が出動(コース沿いのバス停でw)

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体育大学生は頼りになるw(こんなこと何度もやってるから6時間かかるよね)

 

途中、5時間のペーサーに抜かされたときにペーサーの熱い視線を感じたから「ニコっ」て返したら、「オラオラ💢 笑えるうちはまだ走れるってことだ、歩くな!アレアレー!(ゴーゴーの意)」とマジ活を入れられたw

>ごもっとも!

初マラソンとき最後の森で歩いてたら5時間のペーサーに「ついて来い!」と拾われて、最後までそのままついていって5時間でゴールしたこと思い出した。

50歳 で 5時間00分55 (これも私の大好きな記録w)

 

ブローニュの森に入ると応援も少なく景色も変わらないのでちょっと長く感じるところ・・今年はボーイズがいるので精神的にはいいけど、脚が・・ww(普段のロングが19kmまで、月間走行100km前後じゃぁ マラソンは無理を痛感)

 

面白かったのが、この名古屋グランパスのTシャツの「TOYOTA」と、背中に「Tamada」と書かれてるのが沿道の応援の皆さんの目に非常につくらしく、「アレー! トヨター!タマダー!・・ゼッケンなくてもいいからw頑張れー!ww」とたくさん応援いただきましたw

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応援の人も パリマラソン(コロナ前の例年のイベントごと)がやっと戻ってきて嬉しいっていうのかな?、結構お年のマダムなんかも声張り上げて応援してくれて(私があまりにもボロボロだったせいかもしれないけどw)その応援はなんか普段より気合入って、嬉しそうな人が多かったと感じた。

 

ボーイズは私との旅を13kmで離脱。

残りの1.195キロは1人で「つるよ〜 つらないで〜」と思いながら、なんとかw走り抜き、ゴール前の300mの大声援に「なに?この声援の凄さ、さくらじゃないの?」って思うほどに、両脇からワーワー&バンバンと声援をもらって、ゴールゲートにある時計の表示されている7時間XXのグロスタイムを見て 初めてギョッとしながらw またもや涙腺が緩みながらのゴール。

 

こうしてなっがい旅が終わったのでした。

 

ゴール後、やっぱりここもいつよりぐっと人が少ない・・調べてみたら参加者自体が  例年に比べて断然少なかった。

フィニッシャー:27183人 / 3万人弱(2019年は参加者数49000人超)

女性:5766人

私のカテゴリ(M4F):313人

ちなみに早めに登録してた私のゼッケンは 43XXX なので当初の登録者は5万人近くいたと思う。

 

まとめ:

- 永遠の私の問題点、必ず発生する脚のつり(気温が高くなくても、頑張ってなくても発生すること判明

- 時計を全然見なかったのはいいけど、いつものこの最初の5kmがコントロールできない。これが攣りの原因だったかも(自分は7分半オーバーのペースのつもりだったんだけどw)

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- ハーフは2h37m07 (毎回エイドでチンタラしていたので上出来)

- 左膝は 今 歩いててもしんしんするけど、どうやら悪化はなさそうで安堵

- 右脹脛を庇いながらずっと走ったせいか、翌朝から右側の腰痛(油断するとぎくっといきそうな感じ)は今は回復傾向にあり長引くことはなさそう。

ー 久々の両太腿前側の大筋肉痛(レギンスの太腿部分がピチピチになって太ももが大きくなった感じw)

 

コーチいろいろ:

コーチ1:見てるとPsoasとかお尻とか腿の裏側使って走ってないから脹脛にきて攣ってるんだよ。それと歩きから走りに切り替えたときの出だしのスピードが速すぎ、もっとゆっくりでいいし小股にした方がつらないんでないの?

(さすがの素早い分析)わかってるけどできないの!

>コ1:アーレアレ♪、Allez、Allez ♪ 、「心を燃やせ!」「歩くな歩くな、笑えるってことはまだ走れるってこと! マラソンは走ってこそ意味がある。アレー!」

 

コーチ2:歩いてもいいと思うけどだらだらと歩かず100歩あるいて100歩走るを繰り返そう。はい、では数えるよ・・イチ、ニ、サン・・・ニジュウ・・ヴァンテアン、ヴァンドゥ・・

>あれっ?21からはフランス語になるの?w 

>コ2:98 、99、100!・・攣りが少ないみたいだから今回はこのままここは走り続けよう・・・その調子、その調子、激しく攣ったらすぐに歩道で施術しましょう!・・・あっ、あと8kmになったよ。8kmなんて普段のランニングで普通にこなしている距離じゃん、いけるいける全然平気、いい調子!

さて、あなたはどっちのコーチがお好き?(笑)

 

Tシャツはよかったけど、メダルは個人的にはゲームちっくなデザインでイマイチな印象(一応今人気のパリのグラフィックデザイナー事務所がデザインしたそうだ)

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最後に

ゴール後、放心状態ながらもTシャツをチェックしまくりの ぽめってる動画でもw

注:18秒くらいにはいるドキュン音がうるさいのでご注意を


この後エイドで水もらって、洋梨を丸かじり(梨がまぁ美味しかったこと!途中のエイドではバナナより梨の方がよかったかも)

その後メダルをもらって、最後にやっとマスクをもらってw 柵の外で待ち受ける応援の大衆の中を通り抜け家族のもとへ無事到着したのでした。

 

パリマラソン 202021 おしまい