人工股関節置換術 入院編 ④
フランスの新大統領が先ほど決まりました。
外国人の身としては、そして面倒な滞在許可証の書き換えが、タイミングよくこの年末に迫っている身としては(笑)、この方に決まってホントに良かったです。
あ〜 今日は落ち着かなかった。
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そして、病室の方では、術後2日目の朝がやってきます。やっぱり仰向けでは寝られずぐったり気味。夜間のトイレも松葉杖で歩きましたよ。トボトボと1人でがんばって。
朝の検温の後、
看護婦さん「点滴とドレイナーをとって、バンドエード交換しますね」
点滴は針ぬくだけだけど、ドレイナーの管ぬくのって、痛みは一瞬だけど、なんとも言えず気持ち悪いのよね。(乳がんの時やったから、あいにくわかってるのよねー)
そして傷口のでっかいハンドエードをはがします。
看護婦さん:Oh la la!(OMG)内出血がひどいわね。あんまりないわ ココまでの人。(笑)
私:え〜? どれどれ ちらっ うっわ〜 (あ、でも傷口は怖くてまだみる勇気がない)
ちらっと見えた私の太腿は、腫れ具合も、色もまるで「米ナス」🍆 状態!
パンパンの青紫き(普段から内出血になりやすいタイプです)
看護婦さん:こっ これは戻るのに長くかかりそうだけど、でもいつか戻るから大丈夫よ、心配しないで。(と、ほとんど気休めの言葉 💦)
「Un、deux、trois でチューブ抜くわよ」
私:ちょっと待ってくださいヨ(深呼吸してるっていうのに、勝手にカウントしだす)
1、2、3 ズルッ。(体の中から、何かが動きながら抜けた瞬間でした)
チューブを抜いた傷口から新しい出血が発生するのを防ぐ為、数時間安静の指示。
ちょっとずつ体が元気になってきたら、もう暇で暇で、こんな時は携帯 +Youtube 便利ですね〜。久々に日本のお笑い番組みまくりました。(土曜日、小学校から帰った後のランチ時間は、いつも吉本新喜劇がテレビについていた派です)
1人部屋だったけど一応イヤフォンで聞きながら、その代わり大声でゲラゲラ笑って免疫力アップ!(わらい声が外に聞こえてたら相当不気味だったと思います)
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ランチの後にリハビリ〜 第二日目。
点滴とドレイナーがないのでスッキリです。
理学療法士さん:はい、では松葉杖で歩いてみせてください。
あ〜 やっぱり松葉杖に頼りすぎですね。前かがみすぎて老女みたい。
(一応片足突っ込んでますけど ひどい 笑)
こういう傾向の患者さんいるんですヨネ。
では少し荒療治ですが、こうしましょ!
(え? もうすでに相当荒療治ですけど いったい次はなんの指示? 心拍が上がります)
理学療法士さん:松葉杖 2本でなく1本だけで歩いてみましょう!そうしたら頼り過ぎないから。
私:ムリむり無理 それは絶対にまだ無理でございます。(苦笑いの目線で助けを求めてみる)
理学療法士さん:やってみましょう!
まず大事なことは、松葉杖1本で歩く時は、良い方の足側の手に持ちます。皆さん最初は悪い方側にもっちゃっうけど、コレ全然間違ってます。
(これには目からうろこ。確かに〜。悪い方の足を前に出す時に、その反対の腕で持った松葉杖で支えることになるんですね。)
あ、松葉杖 1本もってかれちゃったー。
そして第一歩! 二歩、三歩
あら不思議!
この方が歩きやすい、猫背にならないし、松葉杖を出すタイミングと足を出すタイミングがつかめればこの方が余程歩きやすい。(タイミングが乱れると傷口がピリってなって大変です。こういう時、本来備わったリズム感がでます。私はズンバが盆踊りになるタイプなので、頭の中でカウントしながらでないとダメでした。)
理学療法士さん:ほーらね。やっぱり。この方が姿勢がいいし自然です。
お部屋の中でも練習してみてください。ではまた明日ー。
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今日のウォーキング:6.2km
メモ:車で移動した際、足を自力で普通に上げられたことに喜ぶ。だたし、いつものズキン感がある場所が太腿を持ち上げた時やっぱり少し痛む。
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息子達の要望に応えて、日系のパン屋さん兼カフェでランチ
(私もランチ用意しなくていいからうれしい 笑)
息子達は唐揚げ丼
私はカツサンドと抹茶のミルフィーユ
唐揚丼とかって日本にもあるのでしょうか。それともパリの創作和食ですかね?
(カロリーという言葉の意味は忘れましたです。ハイ)