人工股関節置換術に至るまで ⑥
外科医の秘書から手術についての添付書類が沢山ついたメールが届きます。
- 術後の感染症を防ぐ為、むし歯や歯根に炎症がないか確認するための歯科医の受診と治療済みの証明書取り付け要
- 心臓専門医での診察、証明書取り付け要
- 入院に関する必要書類と、外科医と麻酔医への手術に同意する旨の署名書類
- 松葉杖の処方箋
- 術後に使用する血栓症予防用の弾性ストッキングの処方箋
早速、歯科用のパノラマレントゲンを予約。
結果、小さい炎症がみられるので手術前に治療要との指示。
いつもの歯科に予約を取って治療の依頼をしたところ「炎症が特別だからココでは無理。複雑な歯神経治療に対応できる専門医を紹介するね。」と言われます。
(無理って 歯の治療は高額なので、お宅で頻繁にチェックアップしているではありませんか。おっかしいな〜)
こんな時の医療分業は不便、転々とする間に時間がどんどん経つのに焦りながら歯神経の専門医に受診。
レントゲンを見た医師からさっそく聞かれた質問がこれです。
「放射線治療してますよね。合計の総線量はどのくらい?」
え? なぜに今ここで放射線の話が?と思いながらも、治療回数は33回であることを伝え、総線量は知らないので担当医に確認しておくことを前置きし、理由を聞きます。
医師:結構な量の放射線治療をしていると、照射で歯の神経が非常に弱くなっていて少しのことで炎症を起こしやすくなってしまうんですね。
虫歯はありませんが、3カ所の歯根に炎症があります。これを全て治療しないと股関節の手術を許可する証明書はだせません。
私:結構な量の放射線とはどのくらい?
医師:30グレイくらいかな。
自宅に戻ってさっそく放射線専門医にメール。
返信メールには「総線量 66グレイ」とありましたヨ。 ひゃー。
その治療のおかげで私はここにいる訳ですが、その量にぶっ倒れそうになりました。(笑)
予定している股関節の手術にどうしても間に合わせたいと懇願し、歯科医は何度かランチ時間を削って予約を入れてくれて、手術1週間前にギリギリ間に合ったのでした。
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今日のランニング
公園周回コース 5km (1km走っては心拍が落ち着くまで少し歩くの繰り返し)
メモ:太腿付け根の違和感は前回と同じ、心肺はほんのちょっとだけ楽だったかも。
最後の1kmで「ややびっこになってるヨ」と息子に指摘され、もう少し行けそうだったけどやめた。
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消防士の朝トレ見つけた!
公園の芝生の草刈りヘルプでしょうか?なぜ君たちがパリのど真ん中の公園にいるのかな?
パリのマルシェはホワイトアスパラガスの季節真っ盛りです。
私はこれに目がなくてー。