BAC 仏語 / ハーフとマラソンの比較
皆さん、現在サッカー観戦中でしょうけど、
昨日はフランス語の全国共通バカロレア試験でした。
バカロレア(仏: baccalauréat)は、フランス教育省が発行する、中等教育レベル認証の国家資格である。1808年にナポレオン・ボナパルトによって導入され、2005年の時点では18歳に達したフランス国民の62%がバカロレアを取得している。 by wiki
一般的には高校卒業試験のようなものです。
試験科目が多いのでフランス語のみは高校2年の学年末、それ以外の科目(数学、理化学、歴史、地理、哲学、英語、第二外国語、第三外国語)は高校3年生の学年末にテストがあります。
このテストをパスしないとその次に進めません。
その次とは、大まかに 技術大学、一般大学、エリート要請のグランゼコールに分かれます。
因みに公立であれば教育費は全て無償です。
それらに入学試験というのはなくて、バカロレアをパスすることを前提に、書類審査で決められます。高校2年と3年の小テストを含む全成績が書類審査対象となるので、高校2年からは手を抜くことができないということになりますが、逆に一発勝負ではないという面も。
で、うちの次男、昨日その試験だったのね(笑)
試験時間は4時間。
テーマが4つ出され、その1つを選んでA4サイズ 4〜5ページ程度の作文を作成します。
鉛筆は不可、ボールペンか万年筆の手書き。
小学校1年生で用意する必要文房具に万年筆が入っているゆえんです。
授業でも鉛筆はほとんど使いません。
ちなみに、うちのボーイズのお気に入り万年筆は LAMY !
試験では、きれいに書けているかや、文法があっているかどうかも添削のポイントとなります。
(それにしては仏人、みんな文字が独特ですけど。 文字の「キレイ」度の尺度がちがうのか。)
あ、万年筆で書いた文字を消して、書き直せる専用の文房具もあるんですよー。
こんなの。
白い方で消して、青い方で上書きしますが、訂正できるのは1回だけです。
そして訂正できるインクは青だけです。
今年の試験のテーマは4択あって、事前には知らされません。
A:André Lanlyによって現代仏語に翻案された哲学者 モンテーニュの「De la Cruauté」(1580-1588)について
B:ルソーの 人間の不平等の起源と不平等に関する談話「Préface」(1754)について
C:ヴォルテール作の「Dictionnaire philosophique 哲学辞典 」の中の 記事「Bêtes 野獣」(1764)について
D:作家 Marguerite Yourcenar の「時、この偉大なる彫刻家」(1983)の「野獣の魂の下降を誰が知りうるか」について
次男が選んだテーマは「C」、もちろん消去方式で(笑)
テーマの最初のくだり、
デカルトが構想した「動物は機械である」という理論について、「Bêtes 野獣」というアーティクルで、ヴォルテールが反論している‥‥
フランス、おかしいでしょ?
高校卒業資格試験にやりすぎよね?(笑)
私はテーマをみただけでも🌀
次男は試験場に入る前からドキドキして、テーマを受け取って吐き気がしたと言ってましたが、このテーマなら吐き気なんて普通(笑)
4時間椅子に座ってなにやら書いて、無事にレポート提出することができたようですー!!
「何枚書いたの?」と聞いたら、なんと「7ページ」 ! 😂😂
書き出したら止まんなくなったそうです。
それじゃmadmanじゃん!
ページ数が多い作文は大概にして点数が悪かったりしますけど‥‥
とりあえず一歩前進。
∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞ ∞∞
今日のエクササイズ:
ジムで久々に筋トレ(abdo中心)+ ローラーゴロゴロ(以外にもお尻が凝っていた)
気になってハーフとマラソンの心拍データ見直してみた。
「心拍」だけだとつまらないから「ケイデンス」を重ねてみた。
マラソンは歩いてしまったので、こっちはケイデンスでなく「高度」を重ねてみた
心拍数は、平均も最大も どちらも数字的にはあまり変わりないかと思ったけど
ハーフは最後にスピード出したところで上がっていて、
マラソンは3時間ちょっと前からガンと上がっている。
やっぱりハーフの方の走りの方がよかったってことですね。
マラソンは、3時間前のところで心拍を上げないようにするのが、次回のターゲットの一つですかね。