フランスのファーストネーム
フランスで生まれた子供につけるファーストネームは、1993年に法律が改正されるまでカトリックの聖人の中の名前しか原則的につけることができなかったのね。
結構 最近まででしょ?
カトリック関係の祭日をのぞいて、ほとんど毎日聖人名が付いてますから360前後の名前の中から選ばなければならなかったことになります。
360とかいうと沢山ありそうですけど、主な聖人の名前から選ぶ人が多いので、周りはジャン、ピエール、エリック、フレデリック、ミッシェル、フランソワ、アリス、ナタリー、マリー ‥と、あっちを見てもこっちをみても同じ名前が多いです。
今でもカレンダーやスケジュール手帳はこんなんで、聖人の名前入りです。
日本の大吉、小吉とかそういうノリ?(笑)
街角で消防士からもらった(笑)
代わりに3ユーロを寄付。恒例の年末の行事ごとです。
因みに2月14日はもちろん「St. Valentin サン バレンタン」、バレンタインデーの由来ですね。
だから「Valentin」という名前の人もいますよ。
他には、よく仏人は2つの前を繋げている人がいますが、
例えば マリー・クロード、ジャン・ポール、ジャン・ピエール、ジャン・フランソワ などなど
限られた中から選ばなければならなかったことから、ちょっとでも個性を出すためにそうしたのかな?と勝手に思ったり。
うちの長男は1998年生まれなので、法律改正後まもなくですから、新しい名前が流行ってました。聖人以外の名前、特にジダンとかね(笑)
周りの日仏カップルの間では、子供に日本名をつけるのが流行っていて、例えば コウタ とか ケンタとか‥‥ 女の子では、もみじちゃん とか さくらちゃんとかいましたねー。
あ、仏では「H」で始まる名前はいけませんよ。
「H」は発音しないので、Hanaちゃんとか発音が 「あな」ちゃんになっちゃうもの。Hitoshi さんは「いとし」さんになりますよ。(笑)
「 R 」ではじまる名前も発音上 厳しいので、スペルは「 R 」でなく「 L 」に変えている人もいたな。例えば「Rika」は「Lika」とかに。
そんな流れにのって、うちのボーイズにもキリスト教聖人以外のユニークな名前をつけようかと思ったのですが、苗字が苗字だけに、ここにまたキラキラネームをつけても無国籍感が一層広がるだけだということになり、聖人リストの中から日本人でも発音しやすい名前を選びました。
名前は生まれた日に関係なく聖人リストの中から選ぶことができます。
そしてカレンダーにある聖人の名前がある日が第二の誕生日のようになっていて、知人や家族間ではその日も「おめでとう」を言うのが習慣になっています。
例えば、バレンタインさんが3月3日生まれだとすると、本当の誕生日は3月3日、名前が該当する St. Valentin の2月14日が第2の誕生日ということになり、ちょっとしたお祝いの日になります。だから年に2回誕生日があるような感じです。
私なんかは当然日本名ですから2回目の誕生日の日があるわけもなく、その他の家族は全員年2回あるので、なんだか不公平に感じてずっと「なんだかなー」の気分(笑)
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今日のトレーニング:
今日はグッと気温が下がって5度なんだけど、体感温度は 1度の予報。
ジムでドリル: pose stance (目をつぶってやってみたら全然できない 💦)
Hop、けんけん、Running Lunges、Skip、123 drill
の後、
もうすぐヨガレッスンでインドに行っちゃう アリヨナの RPM(バイク 45分)のクラス
内容は、
ウォームアップ
→ Pace(ペース)
→ Hills (負荷をやや重くして丘、立ち漕ぎ)
→ Mixed Terrain (重めの負荷で強弱をつけて混合地形)
→ Intervals(インターバル 20秒づつで立ち漕ぎと座るをミックス)
→ Speed works(負荷軽くしてスピード)
→ Mountain Climb (負荷をだんだん増やして行く山登り、立ち漕ぎと座るをミックス)
→ クールダウン
だけど、昨日走っているし、出力は70%くらいで。
股関節を考えてハンドルはやや高めに設定してママチャリ風で。
したらガーミンの心肺的にはぜんぜんだったわ。
これじゃあ やっても何もならなかったかもね。
まっ、まわりのお姉ちゃんたちと一緒に叫ぶところまではいけないけど、
悶々中のストレス発散としては気持ちよかったかな(笑)
感謝祭がないので、すでにこれですよ。
街は一気にクリスマスへ