東京マラソン エトセトラ
なぜかまた 東京にいたりします(笑)
レースの日とはうって変わっていいお天気で 💦
東京音痴の私でも時々目に入る風景で「あっ」となり
頭の中に走ってた時のことがフラッシュバックしてきて感慨深い。
夏草や つわものどもが夢の跡‥‥の心境
股関節の腱炎の痛みは、ほとんどなくなったのでそろそろ走ってみようかな?な感じで良好、もしかして、あの冷たい雨がずっと走る間冷やしてくれてたせいか とも思ったり。
その点では、雨も悪くなかったかもですね。
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<ゴールから荷物受け取りまで>
ゴールした後 早速携帯を見たらLINEが298件の表示に笑えながらも、導線に従って動く。
- ペットボトルのお水を渡される
- さむさむだったので、まずはタオルを首回りにかけていただいてホットする
- 次にエマージェンシーブランケットをかけて頂き、寒くて死ぬかと思った状態を回避
(ただ風があったし、手が冷たくてブランケットを首のあたりで抑えるのに必死)
- 次にバナナ、山崎のランチパック、エナジージェルなんかが入ったビニール袋を渡される
- 次にメダルをかけていただく
もうこの時点で両手も身体も目一杯
自分のゼッケンカラーの看板に従って荷物受け取りの場所へ。
私は大手町のカンファレンスセンターで、多分こうやって歩いた。
これが多分30分は歩いたという、今思うと マラソン後半よりこっちの方がキビしくて泣きたくなった印象。これはみなさん覚悟しておいた方がいいですよ(笑)
寒いし、疲れているし、雨降っているし、途中ビル風でブランケットはめくれ上がるし、でも両手がふさがっているので直せないし。
外国人の女性に「一体どこまで?」の目線を送られたのに押されて、近くのボランティアの方に「まだ遠いですか〜」と聞いてしまった。
「すぐそこですよー」と言われたが、まだそこから10分は歩いた(笑)
そしてカンフェレンスセンターについたが、荷物受け取りの場所は階段利用のみの地下2Fだ。
またしても外国人女性の「Oh〜 No〜 Stairs!(階段)」のささやき声が。
手がふさがっているから階段も大変、地下2階までよろよろと降り、荷物を受け取る。
ボランティアのみなさん「お疲れ様でした」の優しい笑顔が嬉しかった。
さっそくトイレの場所を聞いたら「ゴール付近に仮設トイレがあったんですよー」で倒れそうになる。確かにずらっと並んでましたがここにないとは思わなかった onz(あとで地図を見なおしてみるとトイレマークが書いてありますね、私の聞き間違いだったかもです)
超満員の更衣室で、とりあえず ずぶ濡れのキャップ、ウィンドブレーカー、Tシャツ、アームカバーを脱いで、上半身だけ乾いた上着に着替えただけでちょっと救われた。
男性達も更衣室は満員らしく、たくさんの人は通路で着替えてた。
その後、予約しておいたシャワー施設に向かってよろよろと歩く。
またこれが、荷物を受け取ってしまったので、当たり前だけど荷物の量が倍に増えてしまって大変。
地下の移動で、外に出なくていいのが寒くなくて助かったけど、東京駅って改めて「巨大」を痛感。
全然方向がわからず、しかも頼みの携帯の充電があと2パーセントの表示の危機💧だったけど、幸いにも駅構内の各地にボランティアさんがいたので無事にたどり着き、やっと蘇りました。
このシャワーがなかったら‥ と思うと本当におそろしい。
<補給>
- ジェルは5、15、25、35kmのエイド4箇所で補給。
- 10、20、30、40kmのエイドでいつもトレーニング後に飲んでいるBCAAの錠剤を口に放り込んだ。
- つり対策としてはレース中には特に何もせず朝のおにぎりの梅干しが頼り。
- スタート少し前にL-Carnitine
- 飲み物はほとんどポカリを選択、最後だけその甘さが嫌になり水
パリマラソンはエイドが5kmごとなのでジェル投入時がクリアですけど、「東京」手厚くて3kmごとにあったりするので、最後の方、一体何キロのエイドだかわからなくなってしまい「え?今ここでジェルだっけ」の状態になりました(笑)
ジェル:
アメリカはもちろん、パリでも増えているVeganランナー人口。
私は菜食主義ではないですけど、練習のロングランで試してみたら美味しすぎて今回利用。これのピンク色、めちゃ美味しい!
普通のジェルは口に入れたとたんに飲み込めなくなるほど甘いですが、これは初めて美味しいと感じるジェルに出会った感じ。
材料はこんな感じでAll Natural。最初に試した時はまるで離乳食を食べてる気分で、ケミカルなジェルに慣れていると、最初は口の中が「もさっ」ときますが、すぐに慣れます。(以下メーカーサイトからお借りしました)
チュラルな食品のみを材料にしているので、通常のジェル使用の場合の砂糖やマルトデキストリン(Maltodextrin)の過剰摂取によるGI値の急上昇や急降下による悪影響が少ないらしい。
でも確か、Maltodextrinは消化されにくいけど、グルコース不足による低血糖対策に有効ということもあったので、普通のタイプのこっちも一回混ぜた。
<シューズ Mizuno Wave Hitogami>
Hitogami って=漢字にすると「人神 」? (^^)
日本では未販売のモデルみたいなのでみなさんにはあんまり参考にならない情報です。主に不整地でEmperorで練習してきましたけど、アスファルトを5時間くらい走るのが心配で、急遽このシューズに変えました。
安心感があって結果的に正解だったかと思います。
ただし、レビューにたくさん書かれてあった「雨の日は No good」
アスファルトでは滑りませんけど、マンホールとか、路上の横断歩道とかの白いペイントはめちゃくちゃ滑ります。
<友達の応援>
- 今回沿道で応援してくれた数人の友達は、マラソンの「マ」の字も知らない人ばかりだったので、予想した通り走っている最中に会うことはなかったのですが、みんなマラソンの魔力に引き込まれてしまったようで、悪天候の中の長時間の応援だったにも関わらず口を揃えて「とても楽しかった」と言ってます。
最初は私のみの応援にきたのだけど、多くのランナーを見ている間にすぐにレースに引き込まれて、誰これ構わず応援したくなる一体感に引き込まれたらしい。
やっぱりマラソンって不思議は魔力がありますねぇ。
「ねえ、応援ナビに ここにいるよ って途中でメッセージ入れたのにどうしてみてくれなかったの〜?」
>あのねぇ、トイレマークってどこのトイレマークよ。第一、走っている最中にメッセージ入れても見るわけないでしょー(このレベルです 笑)
- USAシスターズのLINEチャットがおかしい(これが298件になってた理由の一つ)
西海岸の時間帯がレース観戦にちょうどいい時間帯だったようで、しかも皆 関東出身なので、私のコースの導線に従って色々昔を思い出したらしい。
もうこのチャットを後で読んでたら面白くて、私の東京マラソンの大切な思い出の一つとなりました。5時間もチャットありがとう(笑)
そして、術後走り出した当初から見守ってくれている「しんさん」「師匠」
応援メッセージありがとうございました 😊
これで 東京マラソンレポ 終わりです。
これが最初で最後の日本のマラソンレースと思っていたけど
来年も申し込みトライしてみようかな〜 💕ふふふ