熱波は いらないから
今日は パリのエアコン事情(もっちゃ〜ん 笑)
まずは、パリのアパート建築事情から。
パリ市内には旧建築と新建築の建物があります。
旧建築とは大雑把にいうと19世紀中頃からのナポレオン時代のもの。
一般的にはオスマニアン建築 (Haussmannien)と呼ばれるものです。
- 正面玄関が馬車も入れるような大きな2枚扉になっているとか
- 天井が高めとか
- 各部屋に暖炉があるとか 色々と
50年で「新かよ〜」と思いますが、100年以上は軽く経っている建物が多い中では「新」となるんでしょうねぇ。
旧建築アパートは基本的に「石造り」。
うちも1900年初期頃の建築のものです。地震とかがないから持つんでしょうけど。
石造りだから「mur porteur(耐力壁?)」という「建物全体の重さを支える壁」の厚さは大体 30 - 40 cmくらいあり、それはそれは分厚い石壁です。
アパートの内装は、住人が変わるごとにその好みに合わせてどんどん改造するのが一般的なので新しくなりますけど、大きく改装する時には専用の建築士に mur porteur(耐力壁)かどうか確認して許可をとる手続きが必要です。
またそれがややこしくて、面倒で、費用がかかって 💦
下の方の階なんかは特にね。(ちなみにうちは6階まである建物の1階=日本の2階です)
確かに下手に耐力壁いじったら、建物全体が歪んだり、倒れそうになる可能性ありますものね。
で、やっとエアコンの話になりますが、
エアコンって外に排気する排気口が必要でしょ?
壁に穴なんて簡単に開けられません、厚さ30cm以上の石の塊だから。
なので旧建築の建物でエアコンを使用する場合、一般的にはこういう感じ ↓ になります。
(お借りしました)
窓やドアを開けて排気口を出します。
日本の素晴らしいエアコン事情がわかっている私なんかにしたら「えええー!」
「これってさ〜💧」のレベルで、本当にエネルギーの無駄。
しかもエアコンそのものは、とても場所とる巨大サイズ。
各部屋に一個、ナイナイ
エアコンなんで不要だったパリ人にしたら新しいものなので、使い方知らないっていうか、こういう風に窓やドアを少し開けて使うものだと思っている人も多いから、必要ない別の窓もわざと開けてたりして‥‥。
また「えええー!」の世界。
「それじゃあ 冷えないんだけど‥‥」
だから今の所エアコン購入は全然念頭にないのね、私。
石造りのいい面もあって、外が暑くても建物内に入ると冷んやりして遮熱効果が高いです。
が! 保温効果も高く、熱波が続くと毎日じんわりと建物内の温度が上がっていきます。
1週間以上とか30度以上から下がらない日々が続くとこれはまた大変で、逆に石だから熱が逃げにくく冷めない石焼ビビンバ状態。
ま、それにしても、そういうことも数年に一回だし‥‥ 今の所。
じゃあ、扇風機買えば? ってことですが
地下カーブは湿気多いし、浸水の可能性あるしで、収納場所を考えると‥‥
使わない時は折りたためてフラットに収納できる扇風機とかないですかね〜。
と、うだうだ言いながら天気予報は Aujourd'hui(今日)からこれなのよね〜
余談ですけど、この「Aujourd'hui(今日)」という単語、長すぎてめんどい。
夜は気温さがりそうだから、まだ大丈夫。
今んとこ扇風機なしでも(笑)
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今日のトレーニング:
- 筋トレ( abdo中心 )
- 背中と脇腹やや後ろに うっすら肉がのってたこと発見したので その辺りもちょっと。
と言いつつ、こんなことしています。
あぢー!