イノベーションストアに行ってきた
先週金曜日にオープンしたナイキのイノベーションストア「 House of Innovation PAR/002」に行ってきた。
フラッグシップストアなので場所はやっぱりオー! シャンゼリゼ。
元々シャンゼリゼにストアはあったんですけど、今回はもうちょっと高級な位置、しかも建物全体を購入した感じだ。
ググってみると最初の「000」はNYの5th Aveに、「001」を上海に同じコンセプトでオープンさせている。パリは4月のはずだったけどロックダウンでのびのびになった。
おそらくNYや上海の超モダンなそれ違うと思われるクラッシックな建物。
と言ってもパリの中では新建築に入る部類を選んでる(市内地では よほどのケースでない限り新しく建て直しは許されず、どんなお店を出す場合も外観や看板がパリの景観を壊さないか、パリ市に事前申請と承認が必要となるシステム)
もちろん建物内はマスク必須、入り口でまずはアルコールジェルをシュッシュして入ってみると地上階はこんな感じで、普通にモダン。
通勤してきたらしきスタッフのサービス(いらんけどw)
走っているマネキンに義足の人がいるのもNikeらしい。
歴代シューズの展示がずらずらっとあり
色々なシューズができるまでのデッサンやらもずらずらと
キプチョゲ様セクションでは、専用に作られたシューズのオーダーメイド? の過程とか、フットプリントとか、実際にレースではいたシューズとかも展示されます
デジタル掲示板にタイムが表示されているんだけど写らない。
これはソールが普通のと違うような?
地下は全てシューズオンリーの「Sneakerlab」と呼ばれるフロア
こんな感じで、その名のとおりラボを思わせる雰囲気、
シューズについては何の説明書きもないんだわ。
アルコールマシーンも至る所に
実際の足やボディのサイズをスキャンしてくれるという噂だったので、これか?なんてやってたらこれはただのスポットライトでしたw
サイズ計測の場所がわからず、広さの割には数少ないスタッフをとっ捕まえて聞いてみたら、スタッフが持たされているスマホのようなものですぐに測ってくれるとのこと。
まずはNIKEのアプリをスマホに入れて(私はすでに入れていたので省略)ペアリング
こんな感じで・・・(靴下は脱がなくても足の実寸が測れるので大丈夫ですとのこと)
スキャンした情報はすぐにアプリのアカウントのNike Fitに転送される。
私の足を測ってくれたスタッフが ぷっ と一瞬 吹き出した通り
えええー!実寸にびっくり。足こんなにちっこいでやんの。
「あなた、右足の方が幅が広いって知ってました?」なんてコメント付きでw
で、このデータを元に(計測のステップはもちろん省略できます)
お好きなシューズがあったらアプリのNIKECONNECTで商品にあるQRコードにスマホをあてると(ただしWifiを店内にあるNike専用のものにつなげないと上手く作動しない)
- そのシューズに関する詳細情報が表示され
- Nike Fitのサイズ計測している場合は、そのシューズに対する適切な「あなたの」サイズ選択の表示があり
- 在庫の有無
- 試着希望の場合はサイズと、現在位置ポイントを入力すると最寄りのPickUpポイントに商品が届けられるシステム
待っている間「ただいま準備中」とか「もうすぐ来ますとか」とか「XXポイントに商品が到着しました」とかの途中経過メッセージがくるので他の場所をウロウロしていてもいい。
いろんなシューズを分解した展示もたくさんあります。
私はやっぱりこれ(下段のやつ)を試し履きしたかったのでww
ピピっと、Nike Fitお勧めサイズにあわせて試着をオーダー
近くのベンチで待っていたら5分程で「届きました」のメッセージ。
くるっと後ろを振り返ったら指定したPick Upポイントに箱があった。
スタッフが運んでいるんでしょうけど、知らない間にそこに箱が置いてあり、スムーズすぎてちょっと怖いw(わざとコンタクトが発生しないようにメッセージのタイミングをずらしているのかな?とも思ったり)
履いてみたら、Nike Fitのお勧めサイズ36はジャストサイズだけど、長い時間走るには爪があたるとおもう、思った通り小さいじゃん!
普段は 36.5ですので、ランニング用のシューズ選びはやっぱり機械計測どおりでは無理ですよね。
これはリターンして変更希望、もうワンランク大きいサイズを依頼
→したら、3ランク大きいサイズが来た(今思うと、もしかして誰か他の人のだったか??💦 )
→サイズ違いを伝えて、もう一度再オーダー。いつものサイズ 36.5と 37を注文
→またすぐ来てたけど、今度は2足ともAlphafly が来た onz ちがうじゃん!
→でも、とりあえず面白いので履いてみる。うわー立ったただけでも前のめりで、歩くとペガサスターボよりもっと不安定で歩けないから とても走れる気がしないw。アッパーはソックスみたいな感じなのですね、紐いらない感じでジャストフィット感がいい。
そしてどちらもどうなってんの?っていうくらい軽いですね。
→でも 私がトライしたいのは Vaporflyの方
これはどうしようもない とスタッフ探して、スタッフ用のスマホみたいなのでチェックしてもらう。確かに私の希望のシューズのサイズの在庫は一足ずつあるとのことだが・・・新規オープンでシステムが混乱しているかもしれない +「僕にはどうにもできない」のジェスチャー。
でたっ フランス。
新規オープンに一番大事なところが混乱していたらいかんでしょ?ww
横で長男が小声でつぶやく「ママ、C'est ça la France チッ」(これがフランスだ )
日本だったらこういうことはないんでしょうねェ。
この様にショッピングバッグのテキトー放置具合もないんでしょうねぇ
購入する場合はどの様な流れになるのか周りの様子をみてたら、試し履きをちょっとしているとタイミングを見計らって店員が「つつつつーっ」とどこかから現れ「いかがですか〜?」
即刻購入でもいいし、アドバイスを聞くこともできる。
買いますとなったら、スタッフ専用の携帯でアップルのようにスマホ決済もできるし、クレジットカードを差し込んでカード決済もでき、レジに行く必要がない。逆にレジはどこにあったの?という感じ。
お支払いが済んだら、テキトーにベンチ上に置かれているショッピングバッグに入れて「はい、さようなら〜」となります。
サイズ間違いの混乱がなければすっごくスムーズでシステムが面白かった。
おそらくアパレルもこういう感じでしょうけど、サイズはどうやって測るのかな??
1階(日本の2階)以上はそれぞれ女性、男性、キッズとフロアごとに分かれてまして、みたかったけど、だんだん人が混み合ってきたので恐れを感じ今回はシューズだけで撤退してきました。
コロナ向けに作ったシステムではないですけど、まさしく人と人とのコンタクトが最小限でこのご時世にぴったりwwのストア
私は何も買ってないですよー。