気分転換でも
ロックダウン終了予定日の12月15日を見据えて、昨日の夜に政府より発表があった。
ここ2週間のヨーロッパの感染状況から:
ボルドー色は「感染が非常に高い国」
ポルトガル、イタリア・・・
リマークはスエーデン。独自の 規制は何もしない集団感染路線から11月半ばに規制路線に政策変更したもんね。なんたって死亡者数が周りのスカンジナビア諸国(フィンランド、ノルウェー、デンマーク)の3カ国の合計の4倍以上だもの
次に赤・・と続きます
フランスの現状:
- ロックダウンを開始した10月末の時点ではEU内で1日の感染者が最多の国であったが最近は約1万人/日に減少した、その努力に感謝
- ところが何故か数日前から減少が止まり逆にやや増えている。本日の統計では14000人/日で、停滞期とも言えるが突然急増可能性もある
(正確には新感染者数:13750 ICU:2959 こちらは目標達成)
- その原因としてはここのところの低温と湿度の気象条件があげられる
- 現状目標であった新感染者数5000人には程遠く、バカンスで人々の移動やコンタクトが増えれば今後また感染者数が増加する恐れが十分にある
- ICUの患者数は目標に達したわけだが、7分に1人が人工呼吸器を必要とする状態でありまだ深刻
12月15日以降について:
- ロックダウンは終了、外出証明書の携帯は不要となり他県への移動も可能(クリスマスに家族に会いに他県に動けなかったら 仏人やってらんねぇ級だもんねw)
- 代わりに20時〜6時の夜間外出禁止令(当初21時からとされていたのを早めた)
- 12月24日のクリスマスイブは予定どおり外出禁止令適応外だが、12月31日は適応に変更(こちらクリスマスは家族、大晦日は友人との集まりが基本ですから)
- 夜間外出禁止令時間帯の例外:職場〜自宅の移動、健康上の理由による医療機関への移動、介護等の家族に関する理由、ペットの散歩(でたっ お犬様w)
- 20時〜6時の間の運動のための外出は禁止
- 夜間外出禁止令用の新しい形式の外出証明書を携帯必須
- 軍隊と警察で厳しい取締りを実施予定、違反の場合は135€
- ロックダイン終了以降もテレワークはできる限り継続で減少させてはならない
- 15日以降オープンの予定とされていた映画館、劇場、美術館、サッカー観戦などのスポーツスタジアム、動物園、サーカス、カジノなどは引き続き3週間閉鎖を延長
- その他、レストラン、カフェ、バーなどは1月20日以降の再開を検討中
- 宗教施設の集まりの制限も現状のまま
クリスマスと年末年始について:
- 12月24日の外出禁止令は例外としたが集まりは引き続き6人まで
- 12月31日については、20時前に知人を家に招き(家族含めて6人制限)、お泊まりして翌朝6時以降に帰宅ということも可能だが 慎重な行動を期待
- 高齢者や慢性疾患などのリスクがある人は自宅待機を推奨
検査について:
- いかに速く感染者をみつけ その隔離と接触者をトラッキングするかが重要であるため、今後も検査数を増加予定
- 現在PCR検査の結果は 75%が24時間以内に結果がでているが、それを100%近くにし、さらに12時間以内に判明するよう短縮するように強化中
- 薬局等での抗原検査は25万件/週が実施されており、更に歯医者や助産婦などもできるよう増加予定
- 12月14日〜1月中旬にかけて感染が多い4都市で大規模PCR検査を実施予定
- クリスマス前に検査を予定している人も多くいると思うが、検査所の混雑は避けなければならならない。感染疑いがある場合や、高齢者等と接触予定の人の検査は推奨するが、本当に必要とする人が検査を受けられるように過剰に検査を受けることは避けて欲しい(24日のクリスマスディナーには21日頃に検査を受けるのが最適とかテレビで医者が言っちゃったからねw 統計では その頃に4人に1人が検査を受けたいと予定しているみたいだ。絶対ラボがパンクするわ。)
ということで、私のバカンス中の目論見は美術館三昧だったができなくなった。
今日はコロナ疲れの気分転換にミニバーチャルツアーでも〜
まだロックダウンだから毎日の市バスはタクシー状態w
乗客が誰もいないからこんなことして楽しんでみる
このルーブル美術館に繋がる外門がね、本当に市バスのサイズとギリギリなの。
もう隙間はmmの世界ですよw。
まっすぐ来て左折で突っ込むんだけど、結構なスピードで突っ込むので毎回勝手にドキドキしています。
(ガタガタ音がうるさいからご注意、こんな石畳の場所が結構あるパリマラソン、足がやられるはずだわ)
こんな人のいないガラスのピラミッドはロックダウンの恩恵ですな。